お笑いタレントの間寛平が17日、マラソンとヨットで世界一周する"アースマラソン"を大阪・なんばグランド花月からスタートさせた。出発式では明石家さんまがスターターを務めたほか、島田紳助らたくさんの芸人仲間が駆けつけ、寛平の挑戦にエールを送った。

3万6,000km超の世界一周マラソンに出発した間寛平

地元の大阪を出発し、千葉県・鴨川からヨットで太平洋へ。さらに、アフリカ大陸、大西洋、ヨーロッパ、アジアを経由し、ゴールの日本を目指すアースマラソン。水路・陸路併せて36,000kmを超えるという全行程を、寛平は2年半後のゴールを目標に走る。道中で一度も帰国せず、継続して世界一周するマラソンは世界初の試みだという。

親しい芸人たちに迎えられ、出発式の舞台に現れた寛平は「ドキドキしてます。うれしさもあり、みんなに会えなくなる寂しさもあり……」とスタートを前にした複雑な心境をチラリ。「旅を終えて凱旋帰国したときにはみなさんで温かく迎えてあげて欲しい」と客席に呼びかける笑福亭仁鶴や、「とにかく無事に帰ってきてもらいたい。がんばって!」と熱く激励する西川きよしの言葉に感慨深げな表情を見せていた。

ところがこの後、スターターとして"お笑い怪獣"こと明石家さんまが登場すると、惜別ムードはお笑いムードに一変。さんまは島田紳助に勝手にトークをふっかけるわ、まるで走者が自分であるかのように"スターティングポーズ"を決めて寛平の邪魔をするわとボケまくり!「寛平兄さんの大事なときやのに、さんまは自分が目立ちたいだけや! たぶんゴール地点にもおるやろ!」とツッコむ紳助に「はい。兄さんが乗るヨットにも出航前から乗っときます~(笑)」と答えて笑わせ、寛平の門出を爆笑で盛り上げていた。

出発式には若手からベテランまで芸人仲間が集結

さて、スタート前に行われた会見では「どんなことがあっても、何年かかっても帰ってこようと思ってます。笑いながら走ります!」と意気込みを語っていた寛平。じつは14日にホノルルマラソンを完走して昨夜帰国したばかりで、しかも「夜は(アースマラソンの準備のために)荷物をまとめてたのでほとんど寝てない」そうなのだが、「体調はノープロブレム!(笑)」と芸能界きっての鉄人ぶりをアピールしていた。

式の終盤になって「これ、何が始まるん?」と紳助もボケる!

また、今回の挑戦に対する芸人仲間の反応を聞かれると、「さんまは心配して『ヨットで海に出るのは危ないから、とりあえず千葉の港を出たら近くの島に潜んで、そこで予定の2年半を過ごして帰ってきたら?』と言ってました(笑)」と笑わせたが、「たむらけんじと$10は一緒にホノルルマラソンに行ってたんですけど、別れを惜しんで号泣してくれましたね。もう出る涙がないんちゃうかと思うぐらい泣いてね。こっちも泣いてしまいましたわ……」と後輩の涙を思い出してしんみり。しかし会見の最後は「僕も59歳でそろそろ還暦を迎えるですけど、この年になってもこんな楽しいことをさせてもらえる。みなさんに甘えてばっかりですが、がんばりますので今回も甘えさせてください! ホントに…いくつになっても甘えんぼっ(笑)」とギャグで締め、晴れやかな笑顔で健闘を誓っていた。

さんまのピストルの合図でゲートをスタート!

観客の「行ってらっしゃい~」の声援に応えながら走り出す寛平