ネットマーケティングのアイシェアは8日、20代から40代を中心とするネットユーザーを対象にした節約に関する意識調査の結果を発表した。調査は11月にインターネットによって実施されたもので、437名の男女から回答を得た。

調査では生活費などの費用について普段節約をしているかを聞いたところ、「節約している」と「どちらかといえば節約している」を合わせた"節約派"は73.7%に上った。年代別では高い年代ほど節約派が多く、また未婚者よりも既婚者のほうが節約している人の割合が高かった。

節約している、もしくはどちらかといえば節約していると回答した人に、具体的に節約している費用を全て挙げてもらったところ、最も多かったのは「外食費」(62.7%)。次いで「衣服」(54.3%)、「食料・飲料費」(52.2%)、「携帯電話料金」(45.3%)の順となった。

「もっと節約したい、節約できると思う費用は何ですか?」アイシェア調べ

一方、もっと節約したい、もしくは節約できると思う費用を複数回答形式で答えてもらったところ、1位は「外食費」(43.2%)。以下、「食料・飲料費」(33.4%)、「水道・光熱費」(30.0%)と続いた。外食を含めた食費はすでに「節約している」とした人が多かった費用だが、厳しい家計事情を反映してかまだまだ切り詰められると考えている人が多いことが調査により明らかになったといえる。