新しい知的エンターテインメントとして注目される

博報堂の企業内大学「HAKUHOUDO UNIV.」(通称・博報堂大学)の構想ラボ「こどもごころ製作所」は23日、東京・汐留のコンラッド東京にて飲食体験イベント「クラヤミ食堂 Christmas Special」を開催する。同イベントはクリスマスに向けた特別企画で、同ホテルとの共催。

「クラヤミ食堂」は、アイマスクで目隠しした完全な暗闇でフルコースディナーを食事するという体感イベント。視覚を遮断することで五感を刺激してイマジネーションを高め、コミュニケーションの力を強める効果もあるという。テーマとストーリー性を持たせたフルコースとワインのほか、物語の朗読や効果音の演出も加わる。「こどもごころ」を取り戻すことで豊かな感性を育もうと、昨年の秋からスタートし、今回で17回目を迎える。

暗闇で食事することで、触覚や嗅覚、味などの五感が研ぎ澄まされるという(前回のイベントから)

これまでキッチンスタジオなどで開催されていたが、今回の特別企画は、食事をきっかけにした新たな知的エンターテインメントをホテルから発信したいとする同ホテルの思いとこどもごころ製作所の企画趣旨とが合致してコラボレーションが実現した。会場には豪華な宴会場が使用され、同ホテルのフレッド・シュミッド総料理長が同ラボと共同開発した特別メニューがふるまわれる。参加は20歳以上、料金は1人1万7,000円(コースディナー・フリードリンク込み)。チケットはこちらより購入できる。