不景気であきらめモード!? 冬のボーナス予想受給額は約48万円

ヤフーバリューインサイトは28日、生活者情報マーケティング・データ「C－NEWS」で、会社員らを対象に実施した冬のボーナスの受給予定についての調査結果を配信した。予想受給額は約48万円と前年比3万円強の減少となり、最も多かった減少の理由は「業績ダウン」だった。

世界的な景気の減速から、冬のボーナス受給額への影響が心配される中、同調査は11月19、20日の2日間で行われ、法人経営者、会社員(パート・アルバイトは除く)、公務員で、支給される予定のインターネットユーザー400人から回答を得た。今回は事前調査で、2009年1月に事後調査を行うという。調査によると、前年冬よりも受給額が「少ない」と予想したのは34%で、｢多い｣の12%を大きく上回った。具体的に予想してもらった手取り受給額の平均額は全体で48万1,375円。年代別では29歳以下で36万7,500円、30代で41万3,500円、40代で55万6,000円、50歳以上で58万8,500円となった。年代別に前年と比較したところ、30代の減少幅が最も大きく、平均で7万6,000円のマイナスとなったという。

ボーナス減少の理由として挙げられたのは、75%で「業績ダウン」がトップ。予想額には47%が満足しており、「不景気だから仕方ない」という声も。ボーナスの用途は「生活資金」がトップとなった。