11月22日(土)に公開となった映画『ブラインドネス』。 その初日舞台挨拶が丸の内プラゼールで開催されるということで、さっそく取材してきました。

『ブラインドネス』はフェルナンド・メイレレス監督によるパニック・サスペンスで、視力を奪う謎の奇病に侵された人々を描いた注目作。カナダ・ブラジル・日本の合作で、主演は『ハンニバル』などで知られるジュリアン・ムーアが務め、日本からも伊勢谷友介と木村佳乃が出演して話題を呼んでいます。

今回は伊勢谷友介と木村佳乃、そしてプロデューサーである酒井園子が登壇。撮影時のエピソードや本作への思いを熱く語りました。

公開初日ということで気合の入った表情の3人

まずはMCから公開初日を迎えての感想を尋ねられ、伊勢谷は「見にきていただいてありがとうございます。何でも聞いてください」とやる気満々で答え、木村は「私にとって初めての海外合作映画。見ていただいて感謝しています」と笑顔で挨拶しました。

どこから撮っても隙のない男前。嫉妬!

また、以前からメイレレス監督を尊敬していたという伊勢谷が、「監督が作品に向かってみんなが協力し合う雰囲気を作ってくださって、僕も監督のようになりたいと思いました。またぜひ一緒にお仕事がしたいです。スタッフでもいいです(笑)。そのぐらい好きなんで」と興奮気味に話すと、これに負けじ(?)と木村も共演したジュリアン・ムーアについて、「もともとファンの一人だったのですが、最初にお会いして一緒に昼食を食べたときは口も利けないぐらいで本当に緊張しました。そのせいですごく大人しい人だと思われていたみたいなんですけど(笑)」と語り、「私もスタッフでもいいので、また共演したいです」と会場を笑わせました。

ちなみにジュリアン・ムーアは木村佳乃を絶賛していたとのことなので、また二人の共演を見られる日も近いかも?

上品かつセクシーなドレスで登場した木村佳乃。舞台挨拶が終わってから気づいたんだけど、僕が撮影した写真の9割ぐらいが木村佳乃で埋まってた

この後、現場でのエピソードを尋ねられた酒井プロデューサーが、「撮影の最後に、『君たちも立っているだけじゃなくて、これ(映画)がどういうことなのか参加してごらん』と言われて、エキストラとしてプロデューサーや撮影担当のスタッフも参加したんです。私も一日参加してみていい勉強になりました」と話すと、これに伊勢谷が食いつき、「アホなエピソードしては……」と語り始めました。

驚愕のアホなエピソードは次ページ!