ユナイテッド航空はこのほど、大阪-サンフランシスコ線のファーストクラスおよびビジネスクラスに水平フルフラット型の新シートを導入した。17日より新シートを搭載したボーイング747型機が同路線に就航している。

水平フルフラット型の新シート

新シートでは合計150時間以上に上る多彩な映画やテレビプログラムをオンデマンド方式で視聴できるほか、iPodにダウンロードした映像を15.4インチのモニタースクリーン上で再生することも可能。このほか、米国発日本行きの便では世界的に有名なシカゴのレストランシェフであるチャーリー・トロッター氏による機内食メニューが味わえる。

同航空担当者は「国際線ビジネスクラスに水平フルフラットシートを導入するのは、米系航空会社の中ではユナイテッド航空が初めて」とコメントしており、今後2年間で国際線の大型機への新シート搭載を順次進めるとともに、ファーストクラスおよびビジネスクラスでの機内サービスのアップグレードを実施していく考えだ。