日本漢字能力検定協会は1日、毎年恒例の「今年の漢字」の一般募集を開始した。同協会では1995年以来毎年その年の世相を表す漢字一文字を公募しており、例年約9万通の投票が全国から寄せられている。

昨年最も多くの人によって支持され「今年の漢字」に選ばれたのは、「偽」。食品偽装や年金記録・政治活動費など政治の世界での「偽」、さらに伝統土産品や老舗料亭でも「偽」が発覚するなどした世相を反映した。

今年の募集は同協会webサイトで受け付けており、募集期間は11月1日14:00から12月5日。2008年をイメージする漢字一字とその理由を明記して応募する。何度でも応募できるが、同じ漢字の投票は1人1票のみ有効。なお応募には「今年の漢字」イベント会員登録が必要。最も多くの人によって選ばれた漢字が2008年の「今年の漢字」となる。

選ばれた「今年の漢字」は京都・清水寺の森清範(もり・せいはん)貫主が大きな和紙に一気に揮毫するのをもって発表となる。揮毫は12月13日10:00から同寺にて行う。今年も原油の高騰、毒餃子事件、北京五輪、大相撲に関する事件、総理の突然の退陣など様々な出来事があっただけに、どんな漢字が「今年の漢字」に選ばれるのかが注目される。

なお応募は携帯電話とハガキでも受け付ける。詳細は同協会webサイトにて。応募者の中から抽選で合計145名に図書カードなどの「漢検オリジナルグッズ」も当たるとのこと。