吉本興業に所属するお笑い芸人コンビ・千原兄弟、麒麟、ケンドーコバヤシらが17日、au携帯電話「フルチェンケータイ」をベースにプロデュースした「よしもとケータイ」の発売発表会に出席した。

「よしもとケータイ」は、千原ジュニアが外装デザイン、宮川大輔が待受画面にアラーム音と着信音、ケンドーコバヤシがメニュー画面、麒麟がメール着信音(川島明)と商品箱(田村裕)を担当。随所に吉本らしさが詰め込まれている。発売は11月12日から全国のauショップにて開始。特典として、今回携わったヨシモトのお笑いタレントたちが企画検討していく姿を納めたオリジナル映像のDVDがプレゼントされる。

外装デザインを担当した千原ジュニアは「仕上がりには非常に満足しています。吉本が携帯電話を作るということで、吉本を代表する色といえば何かなと思い、パープルに決めました。ミョウガパープル(笑)です。色んな失敗とか失恋を経て、結局、人ってミョウガが好きになるじゃないですか(笑)」と独自の人生論を交えながら、パープルに決めた理由を話した。

また、着信音に自慢の低い声を録音した川島は「今までないぐらいに一番低くてカッコいい声が録れてますので是非聞いて下さい」とPR。相方の田村は「昨日は、携帯のアラームを9時にセットして寝てたんですが、自然に太陽の光で目が覚めてたら、携帯の電源が落ちてて。何時かわからないので充電して電源入れるのが凄く怖くて、もしかしたら12時かもしれない。そんなことを思いながらも電源を入れる楽しさは半端じゃなかったです(笑)」とコメントすると「全然関係あらへんがな」(ジュニア)、「こいつ普段腕時計つけてますから」(ケンドーコバヤシ)と激しいツッコミを受けながらも「携帯はそれほど生活に密着しています」と話していた。

今回発表された「ヨシモトケータイ」には、若手芸人によるネタムービーやボイスもフルセットされている。その若手芸人を監修した千原せいじとピース、ハイキングウォーキング、インポッシブル、はんにゃがサプライズで登場し、それぞれ持ちネタを披露して会場を沸かせていた。