国際的な高等教育情報機関である英・Quacquarelli Symonds(QS)はこのほど、2008年版「世界大学ランキング」を発表した。1位は前年に引き続き米ハーバード大学。米イェール大学は、前年2位に並んでいた英ケンブリッジ大学、英オックスフォード大学をそれぞれ3位、4位に従え、単独2位に立った。

そのほかトップ10圏内で目立った動きでは、前年6位の米プリンストン大学が12位のトップ10圏外に転落。代わりに米コロンビア大学が前年11位から10位にトップ10入りを果たした。

2008年のランキングでは、1位から15位までを米国および英国の大学が占める結果となった。100位以内にランクした大学がもっとも多かったのは、米国で37校、次いで英国で17校、オーストラリアで7校の順。

一方、日本の大学では東京大学が前年17位から19位にランクダウン。京都大学は前年と同じ25位に入り、大阪大学が46位から44位に順位を上げた。また、東京工業大学が前年90位から61位に大きくランクアップした。

そのほかアジア圏の大学では、26位香港大学(中国)、30位シンガポール国立大学(シンガポール)、39位香港科技大学(中国)、42位香港中文大学(中国)、50位北京大学(中国)、50位ソウル大学校(韓国)、56位清華大学(中国)、77位南洋理工大学(シンガポール)、95位韓国科学技術院(韓国)がトップ100にランクインした。詳細はこちらから見ることができる。