海での沖釣りを体験したことがある人なら、1度はプレジャーボートを操船して沖に出たいと考えたことがあるのではないだろうか。そんな夢を気軽に叶えてくれるのが、プレジャーボートをレンタルできる「ヤマハマリンクラブ・シースタイル」だ。今回は、リビエラ逗子マリーナで同クラブのプレジャーボート借りて、1級小型船舶操縦者免許を取得したばかりの女性編集者Aさんによる操船で、沖釣りを体験することになった。

リビエラ逗子マリーナのハーバーオフィス

当日借りたヤマハのフィッシングボート「YF-21CC」

「ヤマハマリンクラブ・シースタイル」とは

ヤマハマリンクラブ・シースタイル」は、全国約130カ所のホームマリーナでクルージングボートやフィッシングボートを借りることができる会員制のマリンクラブだ。今回は、ホームマリーナの1つであるリビエラ逗子マリーナで、GPSや魚群探知機が装備された6人乗りのフィッシングボートを借りることになった。

船舶免許は持っているが自分の操船で海に出るのは初めてという人でも、初回の利用時に受けるビデオと船上の講習で、ボートの操作方法や危険な水域などをレクチャーしてもらえるので安心だ。

ビデオによる講習を受けるAさん

スタッフ同船による講習も受け、いよいよ出船!

狙いはワカシとアジ!

この日使用したタックル。左がジギングロッド「ラグゼ オーシャン アルメーア」。右がサビキとコマセ釣り用の船竿「ファインアーク エルティ」

取材日の8月下旬、逗子の沖ではワカシ(ブリの幼魚)やアジなどが釣れるとのことだった。そのため、青物を狙えるジギング用と、アジなどが狙えるサビキ釣りやコマセ釣り用のタックルを持参。ロッドは、がまかつから最新ジギングロッド「ラグゼ オーシャン アルメーア」と、船竿「ファインアーク エルティ」をお借りした。

ジギングとは、ジグと呼ばれる重いルアーを海底付近まで沈め、シャクリ上げたり、高速で巻き取ることで逃げ惑う小魚を演出する釣りだ。小魚を補食しているワカシやカンパチなどの青物や、ヒラメ、カサゴといった、海底付近で小魚を待ち構えているフィッシュイーターを狙うことができる。

サビキ釣りやコマセ釣りは、アミエビなどのコマセ(撒き餌)を撒いて、寄って来た魚を疑似針や針の付いた餌に食わせる釣り方だ。アジ釣りでは一般的な釣り方で、アジ以外にもサビキ釣りならイワシやサバ、コマセ釣りならマダイやイサキなどを狙うことができる。

この日使ったタックルの全体図