恋人のようで恋人まではいかない淡い関係。大金持ちのお嬢様でありながらアキバ系という異色の組み合わせが注目を集めたTVアニメ『乃木坂春香の秘密』もいよいよラストへ。今回は、最終回となる12話の収録を終えた出演者たちが語る『乃木坂春香の秘密』の魅力をお伝えしよう。
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出演キャストが語るTVアニメ『乃木坂春香の秘密』の魅力
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最終話アフレコ終了後のインタビューに答えてくれた声優陣 |
最終話アフレコ終了後のインタビューには、乃木坂春香役の能登麻美子のほか、綾瀬裕人役の羽多野渉、乃木坂美夏役の後藤麻衣、天宮椎菜役の佐藤利奈、桜坂葉月役の清水香里、七城那波役の植田佳奈の6人が出席。アフレコ後の感想や思い出に残るシーンなどについてを語ってくれた。
――最終話の収録を終えての感想をお願いします
能登麻美子「12本の収録でしたが本当にあっという間で、今日の収録が最終回という実感がわかなくて……。お話のラストもとても賑やかでまだまだ続きがありそう、そんな展開でした。不思議ですね、終わった感じがしない印象です」
羽多野渉「ドラマCDの時から数えると、1年くらい経ちますが、TVアニメの12本はやはり短く、あっという間に感じました。裕人に気持ちが入りすぎてしまって、まだ自分の中では裕人としての感情が残ってしまっていますね。作品がまだまだ続いてほしい気持ちでいっぱいです」
後藤麻衣「私も全然終わりという感覚が無くて、まだ中間地点にきたくらいじゃないのかな? といった気持ちです。楽しい現場だっただけに、このメンバーに会えなくなってしまうのが本当に寂しくて、名残り惜しいです。第2期シリーズがあってほしいなと切に願っています」
佐藤利奈「私は第2期シリーズはあるのでは? と勝手に思っています。なぜなら最終回に椎菜の登場がほとんど無かったからなんですが(笑)、舞台が春香さんのお誕生会ということもあり、椎菜的にはいかんともしがたい状況。最終回に加わった感がほとんどなくて、椎菜的にはこのままでは終われないな(笑)という気持ちです。第2期シリーズの実現を切に願っています」
清水香里「12本はあっという間でした。最初の頃は緊張しながら気持ちを作っていきましたが、今ではもっともっと演じていたいたかった、という名残惜しさがあります。第3話から登場した葉月は乃木坂家のメイドなので、乃木坂家でしか登場しないのかなと思っていたら、毎週学校に出没したりなど意外に出番も多くて(笑)、毎週スタジオに来れて、とても楽しかったです」
植田佳奈「『ああ楽しかった』という、清々しい気分です。ラジオドラマでもアニメでも、私は美香様の後についてふわふわ、ワイワイしていた感じでした。本当にあっという間だったなって気持ちです」
――全話を通じて、印象的な話数、シーンなどがあればお聞かせください
能登「初めて秋葉原に行ったエピソードが思い出深いです。はしゃぐ春香とそれを微笑ましく見守る裕人の関係。いい関係になり始めた頃の初めてのデートのような中で、嬉しそうにしている彼女がとても印象的でした」
羽多野「もちろん全話印象的に思っているのですが、中でも春香のお父様が初めて登場する回は思い出に残っています。立木文彦さんとの掛け合いは、それこそ汗だくになりながら一生懸命演じさせていただきました。裕人が春香の秘密のことを、他の人に堂々と言うシーンはとても印象的です」
後藤「私はピンポイントに第8話。美夏のお当番の話で、それまでお姉ちゃんと裕人を何とかしてくっつけてやろうと思っていた美夏が、はじめて裕人に恋心的なものを抱いてしまう回でした。しかも、裕人がとても罪つくりで、胸に恋の矢が刺さるような言葉をことあるごとに言うので、それに翻弄される美夏ちゃんが印象に残っています」
佐藤「パンチラです(笑)。最後の最後まで椎菜は激しく見せていました。すみません、少し真面目に話しますが、泳げなかった椎菜をみんなで助けてくれた回がいちばん印象深いですね。椎菜の恋心の揺れ動きや、押しが強そうで押し切れない彼女の心模様をちょっとはがゆい気持ちで演じていました」
清水「葉月は多くは語らないし、どちらかというとオチ的存在となって一言で相手の会話を落とすところがあったのですが、中でも第4話で、葉月が結婚するかもしれないと、みんなが勘違いした回に、春香に自分の思いを話した時や、終盤の裕人に対して『タイミングを誤らないでください』というあたりは、だてにメイド隊序列1位じゃないんだな、と感じましたね」
植田「第4話で『超人気声優の植田佳奈さんです』というセリフがあったことが忘れられません(笑)。本当にひどい仕打ちです(笑)」
――各キャストさん個人のエピソードや思い出があればお聞かせください
能登「第3話でキャラクターたちも揃ってスタジオにみんなが集合した時の賑やかさが、思い出深いですね。午前中からの収録でしたので、毎回アフレコにはスタジオのご近所でパンをよく買って来ていました。ランチパックシリーズがお気に入りです(笑)」
羽多野「由香里先生や3バカといったサブキャラクターたちの演技がとても印象深いです。裕人も春香もあまり遊びすぎてはいけないと思っていましたので、そういったちょっとハミ出し気味のお芝居を隣で聞いていてすごく楽しくて」
後藤「どの話も共通して賑やかな雰囲気が途絶えなかったなぁというのが印象的で、これだけ最初から最後までみんなでワイワイ盛り上がれる作品も珍しいと思いました。私は由香里先生が好きなのですが、みんなにスルーされるところも可愛らしくて……。演じていらっしゃる松来さんもまたカワイイなぁと思いながら美夏を演じていました」
佐藤「スタジオでは裕人と春香の甘酸っぱくて、なんとも言えないドキドキな空気がいつも漂っていました。いつまでたっても発展しない二人にたまにはもどかしさも感じて。スタジオにいる他の皆さんもそう思っていたはずです」
清水「作品ももちろん印象深いのですが、N'sとして5人でエンディングテーマを歌ったことがとても印象に残りました。それと! 那波と葉月のキャラクターソングのレコーディングを終えてすぐのアフレコの後の帰り道、佳奈ちゃんと一緒にそのキャラソンを利奈ちゃんに力いっぱい歌って聞かせた事が思い出深いです(笑)」
植田「毎週、原作者の先生がアフレコに来られていたのが印象的ですね。とても作品を愛されているんだなと感じました。そんな先生が生み出したキャラクターなので、これからもますます騒いでもらいたい気持ちでいっぱいです」
――今後、キャラクターたちはどう成長していって欲しいですか?
能登「春香と裕人は付き合ってほしいです。とりあえず、そこからはじめましょう(笑)。卒業までずっともどかしい関係を続けてもいいのですが、演じているほうとしてはあともう少しだけ恋の発展がほしいです。二人のもぞもぞ感には、早く付き合ってしまえばいいのにな! と個人的に思ってしまいます」
羽多野「僕は逆でずっとこの感じのままでいってほしいなと思います。あれ、僕だけですか? この意見(笑)。大人になると、言葉だけが大きな意味をもってしまっていて。この年齢では言葉を交わさなくても、その関係でいられる、そこに羨ましさを感じます。どうか幸せな時間を大事に、そこに生まれるドラマも楽しんでほしいなと思っています」
後藤「とりあえず、二人にハッキリさせてほしいんですけど(笑)、でもそんな二人をニヤニヤしながら応援するスタンスもまた楽しいので、現状維持もいいのかな(笑)と、どちらの気持ちもあります。裕人と春香の関わるところでしか、メイドたちと会話をしていない美夏。思い返せば、お姉ちゃんとも裕人を介してでしか話をしていないことにも気がつきました。ぜひ乃木坂家の日常と言うものを見てみたいなと思いました」
佐藤「二人には付き合っていただきたいのですが、そうなると椎菜が失恋してしまうので、複雑な気持ちです。椎菜には幸せになってもらいたいので、ぜひ誰かいい人を見つけてあげてください」
清水「そうですね、椎菜をどうにかしてあげてほしいです(笑)。それには、裕人にもっとしっかりとしてほしい。優しいのもいいけど、ハッキリとしてほしいですね」
植田「スピンオフ企画希望です(一同笑)。『乃木坂メイド隊の秘密』と題してメイド隊のウラの活動を描く、スピンオフ作品を描いてほしいなと思っています。主題歌もありますし(笑)、メイドばかりで活躍してみたいです」
――作品のクライマックスへ向けてのファンの皆さんへメッセージをお願いします
能登「終盤からお爺様が加わり、一家勢ぞろいとなって見応えある展開となっていきます。エンディングは台詞こそないものの、みんなのシーンがフラッシュバックされていて、このグっとくるエンドロールは何度も見続けたい気持ちです。最後まで演じきれてよかったです。ありがとうございました」
羽多野「全12話を通して、二人が成長していくところが描かれていきます。後半で見せた春香がヤキモチを妬いてしまうシーン。春香をお嬢様と意識していなかった裕人が、シュートと絡むことによって初めて現実を見た時にそれをどう乗り越えていくのかが見どころになっていくと思います。ほかにも、いろんなキャラとの掛け合いや会話を楽しんでいただけたら嬉しいです」
後藤「最終回の見どころは禁断の押し倒しのシーンにほかならないと思っています(笑)。私自身も思わず咳ばらいしたい気持ちになりましたので、みなさんも一緒になって恥ずかしい気持ちに悶えてください」
佐藤「裕人と春香の恋がどうなるのか? それがいちばんの見どころだと思いますが、私個人としては、春香のお誕生会がゴージャスで、バースデーケーキが入場してくる様子はちょっとびっくりしました。ぜひそのバースデーケーキを見てください(笑)」
清水「最終回、見どころは(春香の)母の愛です。そんなに多くは語らないカワイイお母さんですが、『おめでとう』の一言には温か味があって大好きです。それと、レインボースネイクが邪魔に感じられると思います(笑)。何かは言いませんが、見どころですのでぜひ確認してみてください」
植田「間島さんが演じる、サブキャラですね。第3話から登場しだした意地悪キャラ達ですが、本当にコモノ系がよく似合います(笑)。でも見ていてあまりにもかわいそうで、応援したくなる愛らしいキャラクターだと思っています。彼と彼の父とのコメディチックなお芝居をぜひ見ていただけたらなと思います」
――ありがとうございました
待望のDVD第1巻が9月26日に登場
ついに最終回を迎えるTVアニメ『乃木坂春香の秘密』だが、9月26日にはDVD第1巻がリリースされる。第1巻には、第1話「もう、ダメです…」と第2話「初めてなんです…」の2話のほか、映像特典などが収録されており、価格は5,700円。初回限定特典として、「乃木坂美夏の麻衣ふぇあれいでぃお!」その1+SP1を収録した「ひみつのCD-ROM」や五十嵐雄策書き下ろし短編と作品解説が掲載された「スペシャルブックレット」などが用意されている。
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DVD第1巻のジャケットイメージ |
| タイトル | 乃木坂春香の秘密 第1巻 | ||
|---|---|---|---|
| 収録内容 | 第1話「もう、ダメです…」、第2話「初めてなんです…」(2話収録) | ||
| 発売予定日 | 2008年9月26日 | 品番 | GNBA-1360 |
| 価格 | 5,985円 | ||
| 発売元/販売元 | ジェネオン エンタテインメント | ||
| (C) 五十嵐雄策/アスキー・メディアワークス/『乃木坂春香の秘密』製作委員会 |


