交通ICカード「PASMO」を発行するパスモは4日、8月30日にPASMOの発行枚数が1,000万枚を突破したと発表した。

PASMOは2007年3月18日の開始当初から人気を集めており、同年4月から9月まではPASMO定期券のためのカードを確保するため、定期券以外のPASMOの発行を制限していた。制限解除の直後、同年9月23日には発行枚数500万枚を突破。以降、発行側の想定を上回るペースで数を伸ばし、開始からわずか1年5カ月で1,000万枚を突破した。

また、加盟する事業者によるPASMO協議会は、発行枚数1,000万枚を早期に突破したのはPASMOが首都圏の鉄道/バスの乗車利用と物販を1枚のカードで決済し、かつSuicaとの相互利用によるシームレス化の実現によるものと分析している。