「源氏物語」をテーマとした大和和紀の傑作コミック『あさきゆめみし』が、待望のTVアニメ化。幅広い視聴者層から絶大な支持を得る、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」にて、2009年1月より放送されることが決定した。

紫式部の「源氏物語」を漫画化した大和和紀原作の『あさきゆめみし』は、月刊「mimi」(講談社刊)に1979年から連載され、後に「mimi Excellent」に移って1993年に完結した超大作。世界一わかりやすい「源氏物語」として一大ブームを巻き起こし、受験生や学生たちの愛読書とまでなった作品だ。発行部数は1,700万部を超え、宝塚歌劇団により舞台化されるなど、多岐にわたる展開がなされてきた本作が、いよいよTVアニメとなって登場する。

TVアニメ『あさきゆめみし』が放送されるフジテレビの「ノイタミナ」は、これまでに『ハチミツとクローバー』や『のだめカンタービレ』といった作品が放送されるなど、TVドラマや実写映画などと連動したメディアミックス展開でも注目される放送枠。最近でも、『モノノ怪』や『もやしもん』、さらには『ゲゲゲの鬼太郎』放送40周年を記念した『墓場鬼太郎』など、数多くの話題作が放送されており、現在は人気パティシエがスイーツプロデュースを担当したことで話題の『西洋骨董洋菓子店 ~アンティーク~』が放送されている。

待望のTVアニメ化をはたす『あさきゆめみし』は、2009年1月からフジテレビほかにて放送。30分×全11話の予定となっている。なお、スタッフやキャストなどの詳細については、続報が入り次第、あらためてお知らせする。

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