ウェザーニューズは30日、突発的な雷雨の可能性がある際に携帯電話のメールでその情報を配信するサービス「ゲリラ雷雨メール」の提供を開始した。自社が運営する携帯電話向け気象情報サイト「ウェザーニュース」の新サービスとして提供する。サービス利用料は月額315円。

「ゲリラ雷雨メール」サンプル

「ウェザーニュース」はドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話各社で利用できる気象情報サイト。天気予報を市町村単位のピンポイントで1時間ごとにチェックできるほか、利用者参加型の取り組みなども多数行っており、現在の登録者数は約160万人。

今回サービスを開始した「ゲリラ雷雨メール」は、"ゲリラ雷雨防衛隊員"と呼ばれる登録会員が行う"感測"情報をもとに気象予測を行うのが大きな特徴。隊員は事前に登録した感測場所に突発的な雷雨の気象条件がそろった際、携帯電話を使って気象観測を行う。感測のタイミングはメールで知らされ、隊員は現在の天気や雲のある方角、雷鳴の有無などを現在の写真などとともに同社に送信する。ウェザーニューズではこれらの感測情報をもとに突発的な"ゲリラ雷雨現象"を事前にとらえることに挑むとしている。