IHG・ANAホテルズグループ ジャパンは、日本人向けに開発したオリジナル快眠プログラム「Sleep Advantage(スリープ・アドバンテージ)」を、ANAクラウンプラザホテルの全室に導入した。今回プログラムを導入するのは、ANAクラウンプラザホテル千歳・金沢・富山・成田・広島と、沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザの6ホテル。今後営業開始するANAクラウンプラザホテルについても、随時取り入れていく予定だ。

「Sleep Advantage」とは、快眠コンサルタント・岩田アリチカ氏を迎えて作成した睡眠改善学に基づくプログラム。"就寝前のリラックス"、"夜と朝のメリハリ"、"良好な睡眠環境"に着目し、現代人の睡眠環境や習慣を改善することでより快適な睡眠を目指す。また2007年秋より、導入予定だったホテルの宿泊客約900名を対象にした睡眠に関する調査を実施しており、ホテルでの睡眠に関する宿泊者ニーズも同プログラムに組み込んだ。

同プログラムでは、3種類の客室アメニティや快眠のポイントを載せたオリジナル小冊子、好みで選べるピローやアロマオイルなどを用意。宿泊者は、これらのサービスを無料で受けることができる。客室アメニティは、約40℃の温熱が気持ちいいアイウォーマーと入浴剤、夜・朝用に分かれたお茶を提供していく。オーガニック原料を使用したアロマオイルは、オリジナルアロマディフューザーで楽しむことが可能だ。なお、ディフューザーは持ち帰りもできる。

快適な睡眠へ導くさまざまなアメニティを用意

今回のプログラム導入について同社広報担当は、「Sleep Advantageは、枕などの寝具にこだわるだけでなく、温熱や香りなど睡眠に関して複合的なアプローチを行っているのが特長です。お客様に快適な睡眠を味わっていただいて、さわやかな朝を迎えていただければと思います」と語る。同プログラムは導入ホテルの全宿泊プランで無料にて利用可能だ。