フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、コンパクトカー「フィアット500 (FIAT 500)」に1.4L(リッター)エンジンを搭載した「ポップ (POP)」グレードを追加し、5月24日より発売する。価格は222万円。また、5月24日と25日の2日間、各販売店にてデビューフェアが開催される。

フィアット500 1.4 16V ポップ

「フィアット500」は、クラシカルな外観が特長のコンパクトモデル。日本でも2008年3月より1.2Lエンジンを搭載したスタンダードモデルの「ラウンジ (Lounge)」が発売されている。今回販売が開始されるのは、1.4LエンジンとATモード付5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」を搭載した「フィアット500 1.4 16V ポップ」。3ドアボディ、右ハンドル仕様などは従来どおり。

「ポップ」のエンジンは、総排気量1,368ccの直列4気筒DOHC 16バルブエンジン。パフォーマンスと燃費性能を重視したもので、最高出力は74kW (100ps) /6,000rpm、最大トルク131Nm (13.3kgm) /4,250rpmを発揮する。俊敏性の高い動力性能により、混雑した市街地でも軽快に駆け抜けられるとしている。また、排ガス規制のEuro4はもちろん、2009年より施行が予定されているEuro5にも対応する。

トランスミッションの「デュアロジック」は日本市場の特性に合わせたもの。クラッチペダルはなく、手動変速のマニュアルモードとオートマチックモードが選択できる。また、「スポーツスイッチ」が新たに搭載され、オンにすると変速時のトルクダウン制御を最小限に抑えて変速時間を短縮するほか、電動パワーステアリングのアシスト量も軽減する。

インテリアでは、シート座面とヘッドレスト、シート上部にツートーンのカラーを新たに配した。そのほか、コンパクトなボディサイズながらも大人4人が座れる室内、クラシカルなダッシュボードカラーやクロームのアクセント、一体型メーター類などは「ラウンジ」と同様。ラゲッジルームは185Lを確保しており、後席バックレストを格納すれば最大で550Lとなる。

7つのエアバッグ、ダブルプリテンショナー式の3点式フロントシートベルト、ESP (電子制御式スタビリティコントロール)、ASR (駆動輪空転防止機能)などを装備し、高い安全性も確保。ボディシェルは、最新の衝突安全基準を満たすように設計され、Euro NCAP衝突安全(乗員保護)テストで最高ランクである5つ星を獲得している。

ボサノバ ホワイト

ジャイブ ブルー

パソドブレ レッド

チャチャチャ アズール

モッド ブルー

クロスオーバー ブラック