ミラノ・サローネでは、その規模を生かして社会貢献を行うチャリティー企画も多く見られた。

インテリア雑誌『CASA facile』の主催で、Triennale会場に展示された3棟の小屋風"PINK ROOMS"は、家具や内装もデザイナーによって内蔵された作品。これを、協賛会社「ebay」のオークションに出品し、その売上を癌研究のために寄付をするという企画だ。

ミラノ市内の百貨店では、デザイン・ウィークに合わせて商品化された「COCCINELLE」の新作Bagに遭遇。売上の10%がハイチの子供の為に寄付されるという。

筆者も思わず協力(?)購入

インテリア業界だけでなく街全体で盛り上げて、社会と共に共存共栄する好循環を47年も続けているミラノ・サローネだが、人・物・金が大きく動くイベントを、チャリティーの機会として有意義に利用する気風も、その魅力を高めている要素のひとつといえるだろう。2009年のミラノ・サローネ国際見本市は4月22日~27日に行われる予定で、隔年開催であるキッチン・バスルームの代わりに照明の見本市(Euroluce)が開催される。来年は、また違ったインテリアの楽しみ方やトレンドが発信されるはずだ。