オフィス用品通販のカウネットが運営するモニター調査サービスサイト「カウネットモニカ」はこのほど、「母の日・父の日の贈り物に関する意識調査」の結果レポートを公開した。女性の8割が母の日に贈り物をする予定など、今年も近づいてきた母の日・父の日。2007年は父の日に父親の3割が妻から贈り物をもらったと回答し、子供から親へだけではなく、父親と母親がお互いに感謝し合う日になっていることも明らかになった。

調査は全国13歳以上の男女個人を対象に3回実施。贈る側への調査として2月に母の日の贈り物について1,356人、3月に父の日の贈り物について1,608人の有効回答数を得た。4月には母の日・父の日にもらう贈り物について、もらう側から514人の回答があった。

今年の母の日は5月11日、父の日は6月15日。調査結果からも母の日に贈り物をする予定は女性が80.8%と8割を占めるなど、多くの人が母の日・父の日への意識が高い。具体的に選びたい贈り物は、母の日では定番の「花」が6割を超えて圧倒的に多く「衣類」「菓子」と続く。父の日では「衣類」が1番多く、次いで「飲料・酒」「食品」の順だ。

贈り物をもらう相手は「子供」が男女ともに昨年95%にのぼり、子供から親への感謝が圧倒的。もらう側が嬉しいものは「(贈り物をする)気持ち」や「言葉・手紙」が多く、贈る側も物だけでなく「メッセージ」も欠かせない。自由回答では、母親へ「いくつになっても私はお母さんの娘」「子育てをして初めてお母さんの苦労が分かりました」など性別やライフステージによって感謝の言葉も変わるよう。家族のために働く父親へは「壁はいつまでも大きくあってほしい」や「健康に十分気をつけて、第二の人生をエンジョイしてくださいね」などいつまでも元気な姿を見せてほしいと願う言葉が目立った。

また、配偶者からの贈り物も少なくなく、父の日に「妻から」というのは29.5%、母の日に「夫から」が17.5%みられるのも注目だ。子どもが10歳未満の場合にやや多くみられ、「贈り物ができない小さい子どもの代わりに」というシチュエーションもうかがえる。子供から親だけでなく、父親と母親がお互い親としての役割を感謝しあう日でもあるようだ。