本田技研工業(ホンダ)は、同社の最新燃料電池技術を搭載する「FCX Clarity」が、今月17~19日に開催されている「INDY JAPAN」(2008 IRL インディカー・シリーズ第3戦 ブリヂストン インディジャパン 300マイル)のオフィシャルカーとして活躍中であることを明らかにした。

FCX Clarity

FCX Clarityは、INDY JAPAN会場となる栃木県茂木町の「ツインリンクもてぎ」にて、水素エネルギーで走行し、排出物は水のみとなる究極のクリーンカーとして展示中。今月22日の「アースデイ」を前に、地球環境に優しい自動車の意義がアピールされている。19日の決勝スタート時には、レーシングマシン18台の先導役も果たすようだ。

同社が独自に開発を進めた「V Flow」燃料電池スタック技術を搭載するFCX Clarityは、今夏に米国で、今秋には日本国内でも発売が予定される。