たとえば80年代にはターボチャージャーが流行し、"カスタムといえばターボ"という時代もあった。しかし、すでに個々の技術はずいぶん完成しており、エンジンやサスペンション、外装など、目的に合わせて組み合わせるのが主流で、"これが流行"といったものはあまり見当たらない。
それでも新しいものがないわけではない。ブリッツの「R-VIT」やHKSの「CAMP2」などが目についた。これは電子化された最新のクルマに付いている故障診断機能を利用し、速度やエンジン回転数はもちろん、燃費やスロットル開度、吸入空気量などもモニターできる装置(製品やクルマでモニターできる情報は異なる)。チューニングするとエンジンなどの状態が気になるものだが、これがあればいつも安心。低燃費走行も楽しくなるはずだ。
そのほか、レカロやブレンボといったパーツメーカーも多く出品している。実際の製品に触れられるのもオートサロンの楽しみのひとつだ。