東京オートサロン2008 - カスタムカーの祭りが始まる

世界最大級のカスタムカー展示会「東京オートサロン」が開幕した。輸入車やレースマシンの展示もあるが、やはり主役はショップなどが手を入れたカスタムカー。まずこれをチェックしよう。

今回のオートサロンで目についたのは、やはり、登場して間もない「ニッサンGT-R」、そして三菱自動車の「ランエボX」(ランサーエボリューションX)だ。GT-Rは登場したばかりということもあり、ほとんどはライトチューンといったレベル。しかしオリジナルのままでもカスタムカーのようなものなので、違和感はない。また、GT-Rはメーカーがカスタム化には否定的で、改造を行なうと新車保証が受けられなくなるという話も届いている。しかしカスタムショップはそれでもわが道を行くつもりのようで、やる気満々なのが伺える。これはこれで楽しそうだ。

ランエボXは逆にメーカー自らカスタムを煽った節が伺える。ショップブースではなく、三菱ブースにショップが手を入れたランエボXが大量に置かれていた。エンジンまで大幅に手を入れ、誇らしげにボンネットを開けて展示しているモデルも多く見られた。

次点はスバルの「インプレッサWRX STI」と、軽量クラスのスズキ「スイフト」だ。ランエボほどおどろおどろしくないというか、純粋に走りが楽しめるチューニングが多いようで好感がもてる。また、これらのモデルはラリー色が強いが、オートサロンではほとんどサーキットというか、ロード(舗装路)向けのカスタムが多かった。