ケビン・コスナーが監督・主演・製作を担当し、1990年に公開された映画『ダンス・ウィズ・ウルブズ(Dances with Wolves)』の続編が製作されることが明らかとなった。Variety誌によると、監督を務めるのはサイモン・ウィンサー、そしてタイトルは文明衝突の象徴ともいえる"大陸横断鉄道"を暗示する『The Holy Road』に決定しているという。

続編は1作目から11年後、減少の一途を辿る先住民族のコマンチ族が、白人移民の脅威にさらされる北米を舞台に描かれる。監督に決まったウィンサーは『フリー・ウィリー』、『クロコダイル・ダンディー in L.A.』などで知られる。原作及び脚本は前作同様、マイケル・ブレイクが筆をふるう。

『ダンス・ウィズ・ウルブズ』は第63回アカデミー賞作品賞、第48回ゴールデングローブ賞を始めとした多くの賞を受賞し、ケビン・コスナーを一躍「監督としても成功を収めたトップスター」の地位へと押し上げたが、コスナーがこの続編に関わるか否かは明かされていない。