パイオニアは、ドライバー同士で渋滞情報を共有できるカロッツェリアブランドのHDD楽ナビ5モデルを10月下旬から発売する。価格は「HDD楽ナビ地上デジタルチューナーセット」が26万2,500円、「HDD楽ナビ」が21万円~18万9,000円。

HDD楽ナビ「AVIC-HRZ009G」

HDD楽ナビ「AVIC-HRV002G」

HDD楽ナビ「AVIC-HRZ008」

また、DVD楽ナビ4モデルを11月中旬から15万7,500円~12万6,000円で発売する。DVD楽ナビは地図データが最新版になったほか、仕様などは前モデルから変更されていない。

HDD楽ナビは、画面のメニューや配色、ハードキーのイルミネーションカラーなどをユーザーの好みにカスタマイズできる「マイセットアップ」セットアップ機能を搭載した。また、停車時や走行時にそれぞれ操作しやすいデザインやキー配置を変更することで、分かりやすく使いやすい操作を実現したという。リモコンは小型化でステアリングへの取り付け性と走行時の安全性を向上した。また、高速走行時には音声操作を中心にして語彙を拡張している。

上位モデルにあたるサイバーナビに搭載された「スマートループ渋滞情報」に楽ナビとしても対応。携帯電話を接続して通信を行うことで、カロッツェリアユーザー同士で情報を共有し、これまでナビゲーションシステムが把握できなかった道路の渋滞までを考慮したルート検索が可能になった。

「HDD楽ナビ地上デジタルチューナーセットAVIC-HRZ009G/HRV002G」には、車載専用設計の4チューナー×4アンテナを装備した地上デジタルTVチューナーを同梱。自動で受信可能な中継局へ切り替える「オート中継局サーチ」や、新「デジタルリバイズエンジン」で、走行中や弱電界エリアでも鮮明な画像と音声を再生する。楽ナビ「AVIC-HRZ008」にはワンセグチューナー、「AVIC-HRZ009/HRV002」はチューナーはオプションとなる。