スズキは、中型スポーツバイク「GSR400」に、ライダーのブレーキ操作を補助する電子制御式ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を標準装備した「GSR400 ABS」を設定し、9月26日より発売する。価格は81万9,000円。また、モトクロッサー「RM-Z450」を全面改良し、10月20日より発売する。価格は80万8,500円。

GSR400 ABS

RM-Z450

「GSR400」は、異形ヘッドライトや燃料タンクカバーと一体となったフロントターンシグナルランプ、独特なデザインのフレーム、特長的なセンターアップマフラーなど、斬新なスタイリングで好評を得ている。エンジンは水冷4気筒にフューエルインジェクション(燃料噴射装置)を組み合わせ、フレームには軽量で剛性の高いアルミ製のツインスパーフレームを採用している。

今回発売する「GSR400 ABS」は、「GSR400」に電子制御式ABSを国内400ccクラスのスポーツバイクとして初めて(スズキ調べ)標準装備したモデルとなる。併せて、シャープなデザインの新形状リヤビューミラーを採用。ボディカラーは黒/銀/青/赤の4色が設定される。

「RM-Z450」は、軽量・コンパクトな水冷4サイクル単気筒エンジンと、高剛性のアルミツインスパーフレームを採用したモトクロッサー。今回のモデルチェンジでは、新開発のバッテリーレスフューエルインジェクションシステムを市販モトクロッサーとして世界で初めて搭載するとともに、トランスミッションの5速化、新設計アルミフレームの採用など大幅な改良を施し、高性能と扱いやすさを両立させた。なお「RM-Z450」は競技専用車両であり、公道走行はできない。