来たる9月21日から23日、栃木県の「ツインリンクもてぎ」で2007年motoGP世界選手権の第15戦が行なわれる。世界一を決めるグランプリ(GP)の日本ラウンドだ。一度行ってみたいと思いつつ、行き方や観戦方法がよくわからなくて二の足を踏んでいたり、子供連れなのを心配している人も多いはず。そんなmotoGP観戦初心者のため、一足先にツインリンクもてぎを訪れ、直前情報を集めてきた。いまからでも大丈夫。ぜひmotoGPを楽しんでほしい。

昨年ツインリンクもてぎで行なわれたmotoGPの決勝スタートシーン(写真提供:モビリティランド)

以下の情報は9月13日現在のものです。チケットの販売状況など、刻々と変化します。ご注意ください。

motoGP観戦の楽しみ

motoGPは世界最高峰の二輪レースである。たとえ下位のライダーでもそれぞれの国で年間チャンピオン程度の経験はあるという、とんでもないレベルの高さだ。日本では長時間走り続ける耐久レース(鈴鹿8耐など)の人気も高いが、絶対的な速さではmotoGPのほうが上。マシンも市販バイクの改良ではなく、ゼロから専用に作られたグランプリマシンを使用する。"およそ二個のタイヤで地上を走る限り、これより速い乗り物は存在しない"というのは有名なバイク漫画『バリバリ伝説』の一節。要するに、世界最高のバトルを日本で楽しめるというわけだ。

"レースを見るならテレビで十分だろう"と思うかもしれない。しかしテレビと現地では雲泥の差がある、というか、まったく別物と考えたほうがいい。ひとつはレースのライブ性。目の前で戦われる生々しさは、ちょっとテレビでは味わえない。もうひとつはイベント性だ。レース以外のさまざまな催しや、夜間のイベント、子供向けのアトラクションもたくさん用意されている。

聞くところによると、欧州のmotoGPでは予選(決勝の前日に行なわれる)が終わって暗くなってからでも、続々と人がサーキットにやってくるという。前夜のイベントを楽しんだり、夜を徹して語り明かすためだ。そして日曜の本戦で盛り上がる。サーキットで夜を過ごす楽しみは他に代えがたい。日本でもそれに近い楽しみが味わえるはずだ。

昨年のmotoGPのレースシーン。(写真提供:モビリティランド)

昨年のもてぎではドゥカティのカピロッシが優勝。今年はどうなるか?(写真提供:モビリティランド)

ツインリンクもてぎのメインゲート。これを超えると正面がメインストレート

もてぎといえばオーバルコースだが、motoGPではオーバルは使わない

チケットは当日でも購入できるが前売りがトク

気になるチケットだが、最新情報はツインリンクもてぎのサイトでチェックできる。ページなかほどの「前売りチケット情報」の部分だ。通常の前売り観戦券は9月13日現在、コースサイド席、5コーナースタンド席、車イス・グランドスタンド上の3種は売り切れているが、それ以外はOK。なにより最高のバトルが見られる90度コーナーの「Z席」が残っているのがすごい。ただ、残数はかなり少ないようなので、早めに抑えたほうがいいだろう。

ギリギリまで行けるかどうかわからなくても、当日券が用意されているので大丈夫。ただ、決勝当日(日曜)の当日自由席観戦券が12,000円なのに対し、前売りでは金曜~日曜の3日間通しで9,000円。日曜しか行けなくても前売りのほうがはるかに得だ(いずれも大人1名の料金)。木曜までに行けるかどうか判断できるなら、ぜったいに前売りを手に入れよう。チケット情報のページから直接購入できる。

チケットで特筆したいのは、子供料金のべらぼうな安さだ。例えば座席指定のZ席は大人11,000円なのに対し子供(3歳~中学生)は2,000円、エリア指定のC席・E席では大人12,000円に対し子供はたった700円。ほとんどタダみたいなものだ(いずれも前売り、3日間通し)。これは子供たちにレースを親しんでもらおうという主催者側の配慮によるもの。「プッチタウン」など、子供向けの施設も用意されているし、合計金額は変わらないが記念品やプッチタウンの乗車券がプレゼントされる「親子ペア券」も用意されている。ぜひ子供を連れて出かけてほしい。

チケットはサーキットでも発売されているが、インターネットでも手に入る

小さな子供でも安心のベビーカー。ただ、サーキット内を押して歩くのはけっこう大変

お子様向けと馬鹿にしてはいけない。大人でも楽しいモビリティランド

さすがサーキットで、バイクやクルマ系の遊具もたくさんある

「ファンファンラボ」ではASIMO君にも会える。右は開発途中のE2タイプ

グランドスタンド入口。残念ながらグランドスタンド券は残りわずか