大塚チルド食品はこのほど、野菜を植物性乳酸菌で発酵させて作った植物性のヨーグルトである『野菜の戦士』を発売した。牛乳のかわりに野菜を使ったヨーグルトで、野菜のおいしさを楽しみながら「免疫を高める効果がある」とされるカロテノイドをバランス良く摂取できるという。

「食べるタイプ」(左)「飲むタイプ」(右)

「野菜の戦士」は、栄養豊富な緑黄色野菜を植物性乳酸菌によって発酵させた、ヘルシー感のあるヨーグルト。植物性乳酸菌は、動物性乳酸菌に比べ、過酷な環境に強く、体内の胃酸や消化液に負けずに生きたまま腸まで届くと考えられている。「欧米人に比べて、50~60cm長い腸管をもつと言われる日本人に適した乳酸菌と言えるのではないでしょうか」(同社広報担当)。

商品のラインナップは「食べるタイプ」が、トマトのまろやかな酸味が特徴の「赤やさい」、かぼちゃ・さつまいもの甘みを感じる「黄やさい」の2種類。「飲むタイプ」は「赤やさい」「黄やさい」に、爽快な飲み心地の「緑やさい」を加えた3種類。乳成分、香料、着色料は一切不使用(飲むタイプ「緑やさい」は除く)で子供から大人まで安心して食べられるとしている。

価格は、「食べるタイプ」が126円、「飲むタイプ」が158円。容量はいずれも100g。なお、「食べるタイプ」は関東エリア(1都6県)と山梨で、「飲むタイプ」は全国で販売する。

種類 エネルギー 脂質 タンパク質 食物繊維 ビタミンA
食べるタイプ 赤やさい 41kcal 0.2g 0.6g 0.6g 55μg
黄やさい 42kcal 0.1g 0.6g 0.6g 128μg
飲むタイプ 赤やさい 42kcal 0.2g 0.9g 0.7g 330μg
黄やさい 49kcal 0.2g 0.9g 0.8g 460μg
緑やさい 42kcal 0.2g 0.8g 0.5g 120μg