JATA国際観光会議・世界旅行博実行委員会は、アジア最大級の旅行関連イベント「JATA(ジャタ)世界旅行博 2007(以下、旅行博 2007)」を15日と16日、東京ビッグサイトにて開催する。

ユニークな旅情報のオンパレード

旅行博は海外旅行に関する情報を集めた、毎年10万人の来場者を誇る一大イベント。旅行博 2007では、さまざまな分野にスポットを当て、オリジナリティあふれる海外旅行のスタイルを紹介する。例えばヨーロッパ鉄道の旅として、国際高速列車「ユーロスター」を活用した新しい旅の形を提案し、停車駅周辺の街の魅力や鉄道サービスの充実ぶりを再現。ヨーロッパの鉄道旅行ならではの魅力を発見することができるとしている。

「JATA世界旅行博2006」の様子。世界各国の情報が集まる一大イベント

「ヨーロッパ鉄道旅行」イメージ画像

25の旅行団体が集まるブースでは、特色のある旅行スタイルが提案されている。音楽鑑賞旅行や山登りの専門店、特定の国や地域の旅行、ビーチリゾート専門店などが出展し、個々が思い描く旅の実現をサポートするとしている。

各国の文化や食べ物を味わおう

また旅行博 2007では、世界各国の文化や食が存分に味わえるプログラムを用意している。例えば中東コーナーでは、中東に関するセミナーやアラビアン音楽のイベントを実施。さらに「断食」が行われるラマダン期間中に用意されるテントを特別に体験できるという。

その他、2010年の南アフリカW杯開催を記念して、球舞 - 「CUBE」 - によるサッカーパフォーマンスや、スリランカの古典的な踊りを取り入れた「チャンナ・ウプリダンス団」の踊りなども鑑賞できる。さらに、グルメコーナーでは本場仕込みのハワイアン料理や北アフリカ料理といった、世界の料理を手軽に試すことができ、海外旅行の情報だけでなく、世界各国を文化を体感できるイベントとなっている。

「JATA世界旅行博2006」の様子。(左)グルメコーナー(右)ダンスパフォーマンス

入場料は大人が1,200円、学生が600円、保護者同伴の小学生以下は無料。開催時間は15日が10時~18時、16日が10時~17時までとしている。