京王プラザホテル(東京・西新宿)は9月1日から30日まで、同ホテル内の中国料理店「南園」にて「中秋節 香港美味彩譜~李国超と南園を支える5人の香港料理人~」と題し、香港より来日している5人の料理人にスポットをあてた料理フェアを開催する。

南園は、1971年の開業以来常に中国籍の料理人を複数名配置し、本場の技を取り入れることで本格的かつ親しみやすい味を守っているという広東料理店。現在は、料理長・李国超氏以下、総勢45人の料理人がいる中、5人が香港の出身で、それぞれ前菜焼物、鍋(3人)、点心を担当しているとのこと。「都内にある他のホテルを見ても、5人もの本場出身の料理人が常駐しているのは他に類を見ません。この機会にさらに彼らの技と味を知っていただきたく、中秋節(月を愛でる中国の伝統的な祭日)の時期に合わせて特別にメニューをご用意しました」(同ホテル広報)。

李料理長(右から3番目)と5人の香港料理人

期間中は、5人がそれぞれ得意とする料理を料理長が監修した特別コースの他、アラカルトメニューも用意される。ランチコース「秋草」は全7品で4,200円、ディナーコース「秋月」は全9品で13,650円(共にサービス料別)。

料理はイメージ

また、9月25日には特別賞味会を開催。金牌焼乳猪(子豚の丸焼き)、鳳凰参湯翅(タツノオトシゴ、雉、朝鮮人参入りふかひれの姿煮)など、5人の料理人の個性をいかしたこの日限定のコースが提供される。料理長と5人の香港料理人が挨拶する予定もあるという。特別賞味会の料金は23,000円(料理、飲み物、税・サービス料込)。

「南園の焼物は業界内でも定評があります。今回はその焼物をプロモーションする為、店内に中国料理ならではの焼物コーナーを設置し、料理人によるカッティングサービスなどの演出も行います」(同ホテル広報)。

カッティングサービスも実施予定