アディダス ジャパンは、同社が世界規模で展開しているブランドキャンペーン"Impossible is Nothing(「不可能なんて、ありえない。」)"の一環として、携帯電話のGPS機能を用いたランニングプログラム「adidas GPS RUN」を開始した。同サービスは9月30日まで展開され、「adidas GPS RUN」のサポートプログラムも多数開催予定。ランニング目標の達成者には、抽選で「中村俊輔選手との練習(5人)」など商品が当たる。サービス利用料は無料で、通信料は自己負担となる。GPS機能付き携帯電話(一部機種を除く)を持っていれば、誰でも参加できる。"走る"ことに対して「つらい」「ダイエットのため」などのイメージを抱きがちだが、同サービスを利用することによって、より楽しく走るきっかけ作りになればと同社は期待している。

目標を設定し、携帯電話のGPSを使用してランニングを楽しもう!

「adidas GPS RUN」は、アディダスが開発したランニングサポートアプリケーションを使用するランニングプログラム。PCまたは携帯電話からキャンペーンサイトにアクセスし、目標距離や必要事項を入力して登録する。「adidas GPS RUN」のアプリケーションを携帯電話にダウンロード後、アプリケーションを起動した状態で走るとGPS機能が働いて実際のランニング時間、距離、軌跡が記録され、走った軌跡を地図で確認できる。携帯電話やPCでランニング距離、累計距離、走った軌跡、目標達成度などが見られる。目標距離は125km、250km、600km、1,200kmから選択可能。たとえば125kmを選択すれば、1週間に6~7km走ると5カ月で目標が達成できる。アスリートなら1日10kmが目安となり、4カ月で1,200kmを走破する計算となる。

23日に青山一丁目で行われた「adidas GPS RUN」Media DAYでは、報道関係者も走って体験

また、自分の目標や目標イラストも登録する。目標距離までの達成度に応じてイラストが少しずつ現れ、達成するとイラストが完成し継続をサポートする。

地図でルートを確認

目標距離までの達成度に応じてイラストが少しずつ現れる

目標達成までの間は、プロサッカーの宮本恒靖選手、ビーチバレーの浅尾美和選手、格闘技の武蔵選手など、トップアスリートから動画の応援メッセージが届く。

目標距離を達成した参加者には抽選で「中村俊輔選手との練習(5人)」「読売ジャイアンツキャンプ見学(5人)」「ロンドンマラソン2008招待(5人)」などの商品が当たる。10月10日(予定)には目標達成者を表彰する"Impossible is Nothing"アワード(仮称)が開催される予定。

そのほか期間中には、「adidas GPS RUN」をサポートするプログラムが多数用意される。4月28日~5月6日にはフジテレビ「お台場学園」内7階において、プロサッカーのベッカム選手、浅尾美和選手などが直筆で描いた"Impossible is Nothing"の展示や「adidas GPS RUN」の登録から目標までの流れを体験できるプログラムが開催される。5月12日~20日(10:00~20:00)には、KDDIデザイニングスタジオにおいて、武蔵選手のトークショーや「adidas GPS RUN」を体験できるプログラムが用意されている。