18日、日活はドラマ『時効警察』でおなじみの三木聡監督の最新映画『図鑑に載ってない虫』を6月23日(土)より公開することを発表した。

ライターとして生計を立てている主人公「俺」(伊勢谷友介)は美人編集長からの命を受け、死後の世界をルポすることに。そのために必要な謎の虫"死にモドキ"を手に入れるため、オルゴール職人・エンドー(松尾スズキ)と、リストカット・マニアのサヨコ(菊地凜子)を連れて旅立つ。行く先々で一風変わった人たちに出会い、ようやく手がかりをつかみかけるが、そのとき思わぬ事態が発生し……。彼らは本当に生きて帰れるのか!?

左より菊地凛子、伊勢谷友介、松尾スズキ

三木聡監督は『亀は意外と速く泳ぐ』、『イン・ザ・プール』などで監督・脚本を担当し、これが4作めの映画作品。現在放送中の人気深夜ドラマ『帰ってきた 時効警察』(テレビ朝日系)の作・演出と聞けば、彼の笑いの世界観がわかる人も多いだろう。本作も得意の小ネタが満載。小気味よいドライブ感とスリルが加わり、さらにパワーアップした"三木ワールド"に仕上がっている。

主演は『嫌われ松子の一生』、『雪に願うこと』などで、その演技力が高く買われている伊勢谷友介。主人公の同行者として、『イン・ザ・プール』から2作めの三木作品出演となる、「大人計画」主宰の松尾スズキと、アカデミー賞ノミネートでいま注目度No.1の女優、菊地凜子が出演する。 ほかにも、岩松了、ふせえりなど実力派俳優たちがスーパー"変キャラ"として登場。可笑しさであふれた、"普通じゃない"コメディ映画となっている。 6月23日よりテアトル新宿ほかで全国ロードショースタート予定。

この空気感、好きな人にはタマらないはず

(C)2007「図鑑に載ってない虫」製作委員会