水素を燃料とする水素ロータリーエンジンのカットモデル

マツダは、4月7日(土)から5月14日(月)まで東京・江東区の「日本科学未来館」( ttp://www.miraikan.jst.go.jp/ )にて開催されるイベント「ランドセル・ミーティング」に、水素ロータリーエンジンの技術展示を行う。

期間中は1階の企画展示ゾーンに、『マツダRX-8ハイドロジェンRE』の実車が展示されるほか、水素ロータリーエンジンのカットモデルや技術パネルの展示などが行なわれる。また、4月22日(日)には同車の開発主査である柏木章宏氏が、「水素エンジン車の未来」と題したトークショーを行う予定。

マツダは、本年3月に地球環境にやさしい技術開発方針である「サステイナブル"Zoom-Zoom"宣言」を行なったばかり。水素を燃料とする水素ロータリーエンジン車は、地球温暖化の原因となるCO2の排出がなく、構造がシンプルで、信頼性にも優れた地球環境にやさしいクルマとしている。

日本自動車研究所(JARI)に納車された「マツダRX-8ハイドロジェンRE」

「ランドセル・ミーティング」は、日本科学未来館が設立6周年を記念し開催する特別イベント。人の成長にたとえると小学校に入学する時期になることから、初めてランドセルを背負った時のように「新しい知」が体験できる技術展示やデモンストレーション、トークショーなどを期間中に実施する。