中国の半導体・ディスプレイ市場調査会社であるCINNO Researchによると、2022年のディスプレイドライバIC(DDIC)市場は、世界的なパネル需要の減退の影響から前年比約9%減となったという。

中でもデスクトップモニター市場に関しては、パネル出荷台数が同8%減、DDICの出荷個数は同約11%減となったという。また、2023年のDDICの出荷個数については同2%減と予想している。

また、デスクトップモニターの出荷数に占める中国メーカーのシェアは2021年の48.6%から2022年には56.6%へと増加。これに併せて2022年のデスクトップモニター向けDDIC市場における中国メーカーのシェアは31.5%になったとする。主要なDDICメーカーには、台Novatek、韓LX Semicon、台Himax、台Raydium、台Fiti、中Tongruiwei(Torey)、中Chipone、中ESWINなどとなっている。2022年の中国DDIC市場のトップ3メーカーはNovatek、Himax、中Toreyとなっており、1位と2位は台湾勢だが、Toreyは2018年に設立された中国系メーカーで、超高解像度ディスプレイ駆動技術、最先端のCOFパッケージング技術と放熱技術、および消費電力削減技術などを有し、市場ニーズにマッチした次世代製品にて存在感を高めている。中でもP2P(Peer-to-Peer)製品は、ICの消費電力やアプリケーション電流の低減、大型ディスプレイのバランス改善などのメリットがあるといわれている。

  • 2022年の中国市場におけるDDICのメーカー別市場シェアランキング (出所:CINNO)A@2022年の中国市場におけるDDICのメーカー別市場シェアランキング