TrendForceによると、2022年第1四半期におけるファブレスIC企業トップ10社の売上高合計額は前年同期比44%増の394.3億ドルとなったという。

トップ3は前年同期同様にQualcomm、NVIDIA、Broadcomだが、4位には前年同期7位だったXilinxの買収を完了したAMDがランクイン。代わって同4位だったMediaTekが5位となった。

また6位も、2021年10月にクラウド/エッジデータセンターネットワーキングソリューションプロバイダである米Innoviumを買収したMarvell Technologyが、前年同期の9位から駆け上がった。

9位と10位には、上述のXilinxならびに2021年8月にルネサス エレクトロニクスが買収した英Dialog Semiconductor(前年同期10位)がランクから除外されたのを受け、新たに中Will Semiconductorと米Cirrus Logicが入ってきている。

  • 2022年第1四半期におけるファブレスIC企業売上高ランキングトップ10

    2022年第1四半期におけるファブレスIC企業売上高ランキングトップ10(業績の公表義務がない非上場企業(EX:ソシオネクストやHiSiliconなど)は含まず。Qualcommの売り上げは、QCT(Qualcomm CDMA Technology)部門のみのもので、他部門は含まず。NVIDIAの売上高はOEM/IPの売り上げを含まず。Broadcomの売り上げは半導体に関連した事業の売り上げのみ含む。Will Semiconductorの売り上げは、半導体設計とその販売のみを含む) (出所:TrendForce)