ウレタンマットレスとはウレタン素材で作られたマットレスで、大きく分けると「低反発マットレス」と「高反発マットレス」に分けられます。
また、マットレスになじみの低かった日本人にマットレスを定着させた立役者としても有名です。
重ね使い・1枚敷き・ベッドフレームに置いて使うなど、コンパクトで使い勝手がとても良いためマットレスの種類の中で一番おすすめできます。
この記事では、ウレタンマットレスの特徴や欠点について分かりやすく解説していきます。
しかし、近年の高反発マットレスは通気性が良いように改良されているものが多く、寝心地・体圧分散性・耐久性・軽さ・価格の5拍子が揃ったコスパの良いマットレスが多くなっています。
ウレタンマットレスの欠点を克服しているコスパの良いマットレスをランキングにしたページがあるので興味のある方は除いてみてください。私も愛用しているマットレスです。

\サイトおすすめマットレス/

「肩こり・腰痛・安眠できない」寝心地で悩んでいる方におすすめ
ユーザー満足度92.2%以上!!「マットレスモットン」
3種類の硬さから自分の体型・体格・好みに合わせて選べる高反発マットレス!
\安心の90日間返金保証付き!!/
紹介内容
ウレタンマットレスとは?
特徴を解説
高反発マットレス、低反発マットレスの愛称で親しまれているウレタンマットレスは、その名の通りウレタンといわれる素材で作られた化合物です。
ウレタンの代表にはスポンジがあり、そのほかにも家の断熱材や防音材、靴のインソール、おむつのギャザーや医療用テーピング、ヘルメットのクッション材など様々なところで使われています。
ウレタンを使ったマットレスはバネを使った「スプリングマットレス」とは違い、ウレタンのクッション性のみで体を支える構造になっていて、非常に高いフィット感が得られる特徴があります。
ウレタンマットレスの種類
ウレタンマットレスは高反発マットレスと低反発マットレスの2種類あります。
高反発マットレスと低反発マットレスは同等に扱われることもありますが、その成り立ちは異なり、使い心地を比較してみるとさらに違いがよくわかります。
高反発マットレスと低反発マットレスの特徴とそれぞれの違い、メリットデメリットについてみていきましょう。
高反発マットレスのメリットと欠点
高反発マットレスは言葉のとおり、加重に対して押し返す力の強いマットレスのことを言います。寝ることを目的に高反発ウレタン素材を合成し作られているため、その多くに天然ゴムが使用されています。
- 耐久性が高い
- 体圧分散性が良い
- 寝返りが打ちやすい
- 価格が良心的でコスパよし
- スプリングマットレスより通気性が劣る
- 体重が40kg以下の人には硬く感じる
高反発マットレスは元の形に戻ろうとする反発力が強く、耐久性も高いため長期間使用しても劣化しにくい特徴があります。
また、程よい硬さなので寝た時に体が沈みすぎず、理想的な睡眠姿勢を保ちながらスムーズに寝返りできることから腰痛対策として使う人も多いマットレスです。
高反発マットレスはスプリングマットレスよりも通気性が劣るものの、低反発マットレスより通気性がいいものも多く、コスパ・寝心地・腰痛対策・耐久性などを総合的に評価すると高反発マットレスが一番おすすめです。
おすすめの高反発マットレスランキング!三つ折りタイプ・厚さ別・口コミや評判まで紹介!
低反発マットレスのメリットと欠点
低反発マットレスは、加重に対して押し返す力の低いマットレスのことを言います。
高反発マットレスが寝ることを目的に開発されたのに対し、低反発マットレスはもともとNASAが衝撃を吸収する素材として開発した形状記憶ウレタン技術を寝具用として転用し合成樹脂から作られたものです。
- 柔らかい寝心地
- 折りたたんで収納しやすい
- フィット感が良い
- 通気性が悪い
- 寝返りがしづらい
- 体重が70kg以上の人は腰痛悪化の可能性がある
低反発マットレスは体の形に合わせて程よく沈むためフィット感が高く、包み込んだような寝心地を感じられる特徴があります。
体の体圧をマットレスが均等になるように分散するため、背骨を真っすぐにしてくれるような感覚になり、横向きで寝ても安定し、とても寝心地よく感じます。
柔らかく寝心地がいいといわれる低反発マットレスですが、その柔らかさゆえに寝返りをしにくく、人によっては腰痛悪化や肩こりなどを招いてしまうこともあります。
また合成樹脂が用いられているため通気性が悪く、カビ・湿気・寝汗が気になることもあります。
低反発マットレスおすすめ人気ブランド8選!メリット・デメリット・選び方を紹介
ウレタンマットレスのQ&A
ウレタンマットレスは腰痛にいいの?
腰痛には高反発マットレスがおすすめ
ウレタンマットレスには低反発と高反発がありますが、腰痛対策におすすめできるのは高反発マットレスです。
しかし、高反発マットレスでも粗悪なものはヘタりやすく、復元力も弱いので腰痛対策に適していない商品もあります。
腰痛対策をしたい人や品質がよくコスパの良いウレタンマットレスを購入したい人は「高反発マットレスランキング」を参考にしてください。私が実際に色々な種類のマットレスを使ってみて本当におすすめできるものだけを掲載しました。
ウレタンマットレスの耐久性や寿命は?ヘタりやすい?
良質なものは耐久性が良く高反発の方が寿命も長い
ウレタンマットレスの寿命は、価格に比例しているといっても過言ではありません。もちろん、高ければその分必ずしも寿命が長いというわけではありませんが、安価なものほどへたりやすく、寿命が短い傾向にあります。
一般的に低反発マットレスの寿命は1年から5年、高反発マットレスの寿命は5年から長いもので7年前後が目安になります。
体重や使い方により寿命は前後しますが、スプリングマットレスと比較すると耐久性は劣ります。
傷み具合の目安としては、マットレスの凹凸具合で確認することができ、購入した当時よりマットレスが柔らかくなって寝心地が悪くなれば買い替えの目安だといえます。
長く使えて寝心地も良いマットレスを探している方は「コスパ最強!5万円以下のおすすめマットレス」を参考にしてみてください!
ウレタンはやっぱり通気性が悪い?湿気やカビが心配
ウレタンに限らず、どのマットレスでもお手入れは必要
他素材のマットレスと比較すると通気性は劣りますが、そこまで心配する必要はありません。
また、ウレタンマットレスに限らずどのマットレスでもカビや湿気のお手入れは必要です。除湿敷きパッド使ったり、部屋の風通しを良くしたりしてマットレスを乾燥させることは、寿命を長くするためにも必要不可欠です。
ウレタンマットレスは重量が敷布団より少し重いくらいなので、女性でも一人で持ってお手入れできますし、ダニも寄りつきにくい素材なので衛生面でもおすすめです。
ウレタンマットレスの処分方法まとめ
ウレタンマットレスの寿命は5年前後なので、5~7年に一度は買い替えが必要になりますが、その際に処分方法が気になってしまう方が多いと思います。
実は、ウレタンマットレスは処分も比較的簡単な種類のマットレスです。4種類の処分方法をご紹介するので自分に合った処分方法で処分してください。
粗大ゴミに出す
1つ目が、粗大ゴミに出すという方法です。自治体などで行っている粗大ごみ処分に申し込み、処分を行ってもらいます。
費用は自治体によって異なりますが、1,000円前後から2,000円前後で行ってくれます。また手などを加える必要もなく、そのままの形で処分できるので非常に楽に処分することができます。
不用品回収業者に頼む
2つ目が、不用品回収業者に引き取ってもらう方法です。不用品回収業者が引き取ってまだ使えると判断された場合には、多少安く引き取ってもらえます。
また使用できない場合でも費用は掛かりますが業者の方で処分してくれます。
細かくして燃えないゴミに出す
3つ目が、細かくカットして一般ごみ(燃えないごみ)として処分する方法です。自治体では地域の定められたごみ袋に収まるゴミであれば一般ごみとして回収を行っています。
カットするのに労力は掛かりますが、コストを安く抑えられ、面倒な手続きなども必要ありません。
最近では絨毯などをカットする専用のノコギリも売っているので、一人でもカット作業を行うことができます。
ウレタンマットレスはハサミでも切れますがボロボロとカスが出るのでシートを敷いてその上でカットすることをおすすめします。
販売店で下取りしてくれる場合もあり
最後が、新しいマットレスを購入した販売店で下取り、引き取りを行ってもらう方法です。
マットレスを販売している一部の店舗では、古いマットレスの下取り、もしくは引き取りのサービスを行っている場合があります。
新しいマットレスを届けてくれるタイミングで古いマットレスを引き取ってもらえるので、部屋に使用済みのマットレスを保管しておく手間もなく、もっとも楽にマットレスを処分することができます。
店舗によってはマットレスの引き取り、下取りのサービスを行っていないところもあるので事前に確認を行ってください。
ウレタンマットレスについて
【まとめ】
ウレタンマットレスの最大のおすすめポイントは、他種類のマットレスに比べて安い価格で体圧分散力に優れているということです。
体圧分散に優れているので、体へのフィット感が高くなり、心地よい眠りにいざなってくれるということに結びつきますし、体の特定部分に体重の負荷がかかることを防ぎ寝起きの体の痛みを予防することも可能です。
しかし、通気性には他のマットレスと比べてもいいものではなく欠点というべきポイントでもあります。
またスプリングマットレス(10万円〜)がおよそ10年の寿命があるのに対し、ウレタンマットレス(3万円〜)は寿命が5年ほどと短いのもデメリットだといえます。
しかし、コスパ・寝心地・体圧分散性・処分方法など総合的に見るとマットレスの中でもっともおすすめできる種類の1つでもあります!