【腰痛・背中の痛みに】マットレスの失敗しない選び方!

失敗しないマットレスの選び方

あるインテリアメーカーで「布団かベッドのどちらで寝ている人が多いのか」調査したところ、約70%の人がベッドを利用しているという結果が出ました。

ただし、ベッドを利用しているから質の良い睡眠がとれているかというと、また別の問題です。

人によって体型や抱えている問題などさまざまなので、当然のことながら自分に合ったマットレスを選ぶことが重要になってきます。

でも、いざ自分に合ったマットレスを選ぶと言ってもどう見分けたら良いかは難しく、お店の店員さんに聞いても当たり障りのない回答が多くて悩んでしまいませんか?

マットレスを選ぶには、まず色々な情報収集が必要です。

そこで、この記事ではあなたにあったマットレスの選び方を徹底的に解説しますので、次の5つの項目をチェックしてみてください!

そして、自分に一番合ったマットレスに出会い、睡眠に対する悩みを解決し、質の良い眠りを手に入れて健康で毎日スッキリとした快適ライフをエンジョイしましょう。

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マットレスの選び方|正しく分かる簡単診断

腰痛や肩の痛みや様々な悩みがある

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 種類  体圧分散
(腰痛に重要)
寝返り
(腰痛に重要)
 通気性  お手入れ 価格
 高反発マットレス(ウレタン)
 低反発マットレス(ウレタン) ×
 ボンネルコイル ×
 ポケットコイル × ×
 高反発ファイバー
 ラテックス

それぞれのマットレスの詳細については「マットレスの種類をまとめて比較」で紹介しています。

そもそもマットレスは、就寝中の安眠を保つために使用します。

そのため、寝た時には体のどの部分にも無理なく快適な姿勢が保てて、寝心地が良く寝返りもスムーズにできなくてはいけません。

ここではそういったマットレスの選び方として5つのポイントを解説します。

これを見れば、自分にはどういったマットレスが合っているのか、大きさや硬さ、腰痛などはあるのか等、マットレスを選ぶ際の判断基準になりますので参考にしてください。

マットレスの選び方5つのポイント
  1. 選び方①:適切なサイズを選ぶ
  2. 選び方②:体重に合わせた硬さを選ぶ
  3. 選び方③:寝方に合わせた反発性を選ぶ
  4. 選び方④:腰痛などの用途に合わせて厚さを選ぶ
  5. 選び方⑤:耐久性で選ぶ(補足)

それぞれの項目を解説していきますので、あなたに合うマットレスを選ぶ基準にしてみてください。

選び方①:適切なサイズを選ぶ

一般的によく知られるマットレスのサイズ
ベッドのサイズ マットレスのサイズ おすすめサイズ
セミシングル 幅80cm・長さ195cm 子供や女性など小柄な方向け
シングル 幅97cm・長さ195cm 一般的な体格の方でも寝返り等も問題なく行えるサイズで、男性でも可能
セミダブル 幅120cm・長さ195cm 大柄な体型、またゆったりとしたスペースを希望する方向け
ダブル 幅140cm・長さ195cm 一般的な成人が2人で使用する場合に適しており、寝返りも問題なし
クイーン 幅160cm・長さ195cm 2人で使用しますが、体格がよく、ゆったり使用したい場合に適している
キング 幅180cm・長さ195cm 子供の大きさにもよるが、大人2人と子供1人で使用する場合に適している

マットレスのサイズは自分の体がしっかりと収まるサイズを選びましょう。

ご夫婦やお子さんと一緒に寝る場合も同様ですが、メーカーによっても若干サイズが変わることがあります。

そのため、お近くのニトリやIKEAなどの家具屋さんで実際に寝転んでみるのが間違いないです。

選び方②:体重に合わせた硬さを選ぶ

マットレスの硬さは誰しもが、一番気になるポイントではないでしょうか。

硬さの合っていないマットレスを使用し続けていると、体のどこかに支障をきたしてしまうかもしれません。

そのためマットレスの硬さを選ぶのはとても大切なことといえます。

柔らかすぎるマットレス硬すぎるマットレス

硬すぎるマットレス

体重がうまく分散されずに、マットレスに触れている背中や腰にのみ体圧が集中し腰痛などを悪化させてしまう危険性があります。

また一点に体圧が集中するために血行不良を起こし、そのため就寝中に何度も寝返りをうつ事になり熟睡することができず、安眠が保てないため、疲れもとれず不眠症の原因にもなってしまいます。

柔らかすぎるマットレス

不自然に体が沈み込んでしまうため、寝返りもうち難いうえ腰や背中に余計な負担がかかってしまいます。

また沈み込んだまま動きがとれづらいため通気性が悪く、特に夏場は蒸れて寝苦しさで熟睡できにくくなってしまいます。

自分に合った硬さ

仰向けになった時に体圧で沈み込みすぎていないか、それとは反対に寝た時に腰が浮いていないかどうか、体圧がうまく分散されて無理のない自然な姿勢で寝られる程度の硬さが理想です。

また寝返りもうちやすいようにある程度の弾力も重要です。

仰向けで寝転んだ時に、背骨のS時が保たれたまま、全面がマットレスに着地している硬さのマットレスを選ぶようにしましょう。

マットレスの硬さや柔らかさは正式には「ニュートン」と表記されていて、この硬さや柔らかさについては消費者庁がしっかりと定めている基準があります。

用語(表示名) 区分
かため 110ニュートン(11重量kg)以上
ふつう 75ニュートン(7.5重量kg)以上110ニュートン(11重量kg)未満
やわらかめ 75ニュートン(7.5重量kg)未満

引用:消費者庁-ウレタンフォームマットレス

こちらも実際に家具屋さんで寝転んでみて、どの硬さが自分の姿勢を保てる硬さか見極めましょう。

硬さ選びのまとめ
  • 寝起きに腰痛や背中の痛みがある人
    • 110N〜の高反発マットレスがおすすめ(自分の体重に合わせて選ぶこと)
  • 体重が50kg以下の方
    • 100N以下の柔らかい高反発マットレスか低反発マットレスがおすすめ

選び方③:寝方に合わせた反発性を選ぶ

高反発マットレスと低反発マットレス

寝返りをうつ事は、寝ている間の体温調整や、体の一点に体圧がかかることを防ぎ、血液の循環が悪くならないようにする役目を果たしています。

この寝返りがうちやすいかどうかは、マットレスの反発力と密接な関係があります。

寝ていて必要以上に体が沈み込んでしまうと、思うように寝返りがうてなくなります。

今使っているマットレスは、必要以上に腰が沈み込んでいませんか。

もしそうであれば、そのマットレスは自分に合っていないかもしれません。

自分に合ったマットレスを探すときには、必ず実際に寝てみて仰向けになったり横向きになったりして試してみてください。

また、実際にアンケート調査で高反発と低反発を使っている人に聞いたところ、下記のような回答が多く集まりました。

実際に両方使ってみた感想

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高反発マットレス 低反発マットレス
腰痛の具合  かなり楽になった  あまり合わなかった
寝返り  自然な寝返りが可能  勢いをつけないと寝返りできない
体の辛さ  2ヶ月目あたりから楽になったと実感  寝心地はいいが体がダルくなる
おすすめできる人  腰痛や背中の痛みに悩んでいる人  体重45~50kg以下で柔らかく寝たい人

反発性は硬さにも影響してくるため、腰痛などで悩んでいる方は高反発のマットレスを選ぶことをおすすめします。

選び方④:腰痛などの用途に合わせて厚さを選ぶ

マットレスには2cm程の薄いものから35cmくらいの分厚いものまで色々種類があり、その厚さによって特徴や用途が違います。

ここではその違いを紹介しますので、自分に合ったマットレスを選ぶ際の参考にしてください。

2〜5cm
薄型マットレス
トッパーとして他のマットレスなどと重ねて使うタイプで、1枚で使用すると体重で腰が床についた感覚になるため重ね使いがお勧めです。
7〜15cm
中程度のマットレス
やや薄型で、敷布団程度の厚みがあるものから床置きマットレスとしての使用が可能です。ただし、寝る人の体重によって厚さを選ぶ必要があります。
20〜35cm
厚めのマットレス
20cm以上になると、スプリング使用のものが多くなり、体圧分散の効果が望めます。

腰痛がある場合や、マットレスによる腰痛を起こさないようにするには、硬すぎず柔らかすぎないことが重要です。

できれば10cm以上の厚みがあって高反発のマットレスがおすすめです。

寝返りがうちやすく、腰やお尻が沈み込まないことや、寝た時に腰部分に隙間が出ないよう気をつけるように注意しましょう。

選び方⑤:耐久性で選ぶ(補足)

自分に合ったマットレスを使っていても、長く使っているとだんだん劣化してしまうこともあります。

その商品の品質やメーカーにもよりますが、マットレスの耐久性としては約8年から10年になると、そろそろ買い替えかなという時期になります。

安い低品質のものだと2年から3年ほどで、本来の機能が果たせなくなってしまい、買い換えなければいけなくなる場合もあります。

それをいつまでも使っていると余計に腰痛や不眠の原因となってしまいますので、やはり購入する際には高品質な商品を選ぶことは重要です。

ただ、高額な商品でもありますので、これまでの選び方を参考に、しっかりと自分に合うマットレスを選びましょう!

ニトリやIKEAでのマットレスの選び方

最近ではデパートや家具屋さん以外に、誰もが日常的に買いやすいブランドとして、ニトリやIKEAがとても人気です。

その中でも当然、色々なマットレスが揃えられています。

その多くの商品の中から、自分に合ったマットレスを選ぶのは大変です。

でも、これまでご紹介してきた情報をもとに、次にご紹介するお2人の用途に合ったマットレスを探してみましょう。

1.男性:175cm・70kg・仰向け・腰痛あり

175cmと背が高く体重も70kgあるので、シングルかセミダブルである程度厚みのあるマットレスが適正かといえます。

また普段から仰向けに寝ることが多く腰痛もあるとのことで、体圧を分散しながらも寝返りがうちやすくするため、ある程度の硬さも必要です。

2.女性:155cm・55kg・横向き・肩こりあり

この女性の場合は小柄で体重も普通程度なので、サイズはシングルが適正かといえます。

寝るときは横向きが多く、そのせいか下になってしまう肩に負担がかかってしまう事も肩こりの原因の一つになっているのかもしれません。

体重もそんなに重くないので沈み込む心配もあまりないので、できれば多少柔らかめのマットレスがおすすめです。

このことを踏まえてニトリとIKEAで探してみましょう。

例①:ニトリでの選び方事例

1.の男性の場合

Nスリープ

ニトリのポケットコイルマットレスの「硬さ普通のタイプ」がおすすめ。

これはコイルスプリングがひとつずつ独立しているため、動くたびに体の線に合わせて沈み込み、特に体圧分散に優れています。

また硬さが普通を選ぶ理由としては、仰向けに寝ることが多いので特に首や腰回りを程よく支えてくれるからです。

参考(商品名)シングルマットレス(NスリープC1-02 VB) 価格 20,268円(税込)

2.の女性の場合

ニトリの低反発トッパー

ニトリの低反発マットレスの「硬さ柔らかタイプ」がおすすめ。

低反発のウレタンを使用したタイプですが、体に程よくフィットし、特に横向きに寝ることが多い人に向いている商品です。

寝る時に肩や腰にかかる負担を軽減し、背骨が真っ直ぐ伸びるように支えてくれます。

マットレスの厚みは4cmと薄めになっているので、できれば現在お使いのマットレスに重ねて使うタイプになります。

参考(商品名)低反発マットレス トッパー シングル(M F- TS) 価格 7,990円(税込)

例①:IKEAでの選び方事例

1.の男性の場合

ヒュッレスタードのシングル

IKEAお勧めのマットレスで、ポケットスプリングが体の動きに対して体圧を効果的に分散し、しっかり支えて腰痛で悩んでいる人には特にお勧めのマットレスです。

参考(商品名)​​ヒュッレスタード シングル 価格 34,990円(税込)

2.の女性の場合

モルゲダール ラテックスマットレス

体のラインにそって優しく支えてくれ、肩や腰の負担を軽減してくれるIKEAのラテックスのマットがおすすめです。

参考(商品名)モルゲダール ラテックスマットレス 普通 価格 39,990円(税込)

マットレスの知っておくべき基礎知識

ともするとマットレスはデザインで選びがちです。

しかし、いかに寝心地を良くするのかが重要なので、使う人の体格や使用する人の人数、マットレスの硬さやサイズ、また好みも選ぶ際の基準とします。

快適な眠りを得るためには、そういった観点から選ぶ必要があります。

マットレスの種類

マットレスといっても、様々な種類があります。

材質や形状などにより寝心地やメリットも違ってくるので、ここでいくつかご紹介します。

1.スプリングタイプ

スプリングタイプとは、中にバネ(コイル)が使用されているものです。

・ボンネルコイル

個々のコイルを連結させて面にしたものです。その為、体を点ではなく面で支えることになり、寝心地としてはやや硬めに感じます。

通気性も良くしっかり体を支えてくれるので、大きな体格の人でも寝返りがうちやすいのが特徴です。

・ポケットコイル

個々のコイルが布で包まれ、独立した形で敷き詰められています。体の特に圧のかかりやすい腰や肩などの部分も点で支えることになるため、体圧分散の効果は大きいといえます。

寝心地は柔らかめです。

2.ウレタン・樹脂

・低反発

低反発は圧がかかると、ゆったりと形を変えていきます。

体に圧や重力を感じさせることなく、ゆっくりと体を包み込み沈んでいくので、寝た時の姿勢が理想的なS字カーブを保ってくれます。

またウレタンは密度が高く保湿性もあるので、冷え込む冬が苦手な人にはおすすめです。

・高反発

高反発にはウレタンでできたものと、樹脂でできたものがあります。

ウレタンを使用した高反発マットレスは程よい硬さがあり、低反発より沈み込みが少なく寝返りがうちやすいと言えます。

そのため、体重が軽い人や小柄な人にとっては少し硬く感じる事があるかもしれません。

またウレタンは、温度で質感が変わる性質があり、夏のように温度が高くなると柔らかくなる特徴があります。

ポリエチレン樹脂などを使用した高反発マットレスは、程よい硬さを保ちながらも、ウレタンのように温度にも左右されず反発力に優れているので、体格の良い大きな人にも向いており寝返りもうちやすい傾向にあります。

3.高反発ファイバー

硬度の高い新しい反発素材を利用したもので、体圧を均等に分散してくれ、自然な寝姿勢を保つ事ができます。

ポリエチレンの繊維を繊維状にして編まれているため、通気性がよく水洗いも可能なため、汚れても洗えるので、お子さんのいる家庭などには喜ばれます。

4.ラテックス

天然のゴムのラテックスが使用されているマットレスです。

硬さは低反発と高反発の中間位で、体が沈み込みすぎない適度な硬さがあります。

またラテックスの使用量により、100%天然・天然・合成と3つに分けられています。

ラテックスはあまり通気性が良くありません。

そのため、マットレス全体に穴が開けられており通気性をよくしています。

また天然のラテックスは耐久性が良いので、他のウレタン性のものよりは長持ちがしやすいのも特徴です。

マットレスの構造

マットレスの素材には、下記の3つが多く使用されています。

・ウレタン(高反発)

反発力が強いウレタンフォームで、マットレスの材料に多く使われています。

反発力が強いので、寝返りがうちやすく寝ている時の姿勢が保ちやすい上、通気性もよいので、アスリートやスポーツ選手の愛用者も多くいます。

・ウレタン(低反発)

反発力を少し抑えたウレタンフォームで、寝ている時に圧がかかる部分のみが沈むようになっているのが特徴で、包み込まれるような体感を得られ、保温効果も高い素材です。

・綿

羊毛やポリエステルなどの綿が使用されています。

主にキルティング加工をされることが多く、良い寝心地を作り出すための役目を担っています。

これらは主に詰め物の素材として利用しますが、他にスプリングを使用して寝心地を良くするために弾力性を調整します。

マットレスと布団の違い

寝具を選ぶ際、自分の生活スタイルや、腰痛や肩こりの問題等を解決してくれるのか、誰が使うのかで選択肢が変わってきます。

マットレスは体圧を分散してくれ、一部に重心がかかってしまうのを防いでくれるので、体に負担をかける事なく、理想的な寝姿勢を保つ事ができます。

また弾力性・通気性に優れており、耐久性もあります。

しかし、マットレスは大きさと重量があるので容易に移動できず、お手入れも難しいという難点があります。

対して敷布団には、マットレスのような体圧分散の効果はありませんが、クッション性のある素材が使われており、自然な姿勢で眠ることができます。

またマットレスに比べると軽く、吸湿性もあるので、寝ている時にかいた汗をしっかり吸い取ってくれ、お天気の良い日には容易に干すこともできる手軽さがあります。

このように、マットレスや敷布団にはそれぞれメリットやデメリットはありますが、生活スタイルや目的に合わせて選ぶのが良いでしょう。

でも、最初から腰痛や肩こりなどの悩みがある方にとっては、体圧分散してくれるマットレスはおすすめなので是非参考にしてみてください。

マットレスのお手入れ

せっかく気に入ったマットレスでも、いつかは寿命がきてしまいます。

マットレスの寿命はおおよそ5年から10年といわれていますが、お手入れ次第ではその寿命を伸ばすことが可能だともいわれています。

どうしたらもっと長く快適に使え、長持ちさせられるのか、買い替え時期等も含めてご紹介します。

湿気対策は必須

人は寝ている間にコップ一杯の汗をかくといわれています。

それがマットレスに吸収されています。

気になりながらもマットレスの湿気対策を怠っていると、いつの間にかカビを発生していた、ということにもなりかねません。

そのためまずできることは、床に直置きの場合はベッドフレームを使ったり、マットレスに湿気がこもらないようにしたりと、シーツの下に除湿シートやパットを敷きます。

また、マットレスは布団に比べて大きくて重いので、簡単に干すというわけにはいきません。

そのため、毎日まめに部屋の空気の入れ替えを行ったり、マットレスを壁に密着させたり、ベッド下にも沢山物は置かないようにするなど、とにかく空気の循環を心がけるようにして下さいね。

長持ちさせる方法

マットレスはなんといって高価なものなので、できるだけ長持ちさせたいところ。

ここでは長持ちさせる方法を3つご紹介します。

1.湿気対策

一番手っ取り早いのは、ベッドフレームを使ったり、換気をよくしたりと風通しよくしてあげることです。

また、ベッドパットを使って、寝汗が染み込まないように気をつけましょう。

2.ローテーション

定期的にマットレスの位置を変えてあげます。

例えば裏表や上下を変えるなど、定期的にローテーションすることを忘れないようにしましょう。

3.ダニやホコリをとる

ダニを駆除するのは難しく、天日干し等でも掃除機で駆除する事もできません。

しかしダニは50度の熱を与えると死滅するので、布団乾燥機を使います。

また、殺ダニ用スプレーも効果があります。そして生きたダニを駆除できたら、そこで掃除機を使います。

このように、マットレスを長持ちさせたいのであれば、最低週一回の定期的なメンテナンスをおすすめします。

処分と買い替え時期

マットレスの使い方や日頃のお手入れで寿命は変わりますが、一般的には、マットレスの寿命はおおよそ5年から10年といわれています。そのため、スプリングが弱くなってきたり、寝心地が悪くなったりと劣化が見られるようになったらそろそろ買い替えの時期が来たと思って下さい。

そしていざ買い替えとなると、当然古いものは処分が必要です。

その処分方法としては

  • 粗大ゴミとして出す(各自治体にもよるので確認が必要)
  • 廃品回収業者に依頼
  • リサイクル業者や買取業者に依頼
  • 新しいマットレスを購入する際に、古いマットレスの引き取りサービスがあれば利用

処分方法としては、これらのようなものがあるので参考にして下さい。

マットレスにおすすめのアイテム

マットレスを利用する時には揃えておいたほうが良いものもあるので、一緒に準備しておくと便利です。

  • ベッドパット
  • マットレスカバー
  • 敷きパットなど

マットレスと合わせて色や素材を考えながら、色々アイテムを揃えるのも楽しみの一つですね。

マットレスパッド

マットレスの上に直接敷いて使います。マットレスの汚れ防止と汗を吸収してくれるので、マットレスに皮脂の汚れをつくのを防いでくれ、洗濯できるものが多いので清潔を保つ事ができます。

素材には綿・麻・ウール・ポリエステルがあるので、その素材の特徴に応じて好みに合ったものを選ぶ事ができます。

またベッドパットには、使っているマットレスの補助をする役目もあり、どうもマットレスが硬すぎる、長く使っていて「へたり」が出てくるといった場合には、パットの厚みでカバーします。

このようにベッドパッドを選ぶ際には素材やパットの厚さを目的に応じて選びます。

マットレスカバー

マットレスカバーには一枚の布でできている、フラットなタイプとボックスタイプがあり、フラットタイプはマットレスの上部を一枚布で包み、残った布はマットレスの底に挟みこみ処理します。

最近はボックスタイプも多く、マットレスに合わせた大きさを選び、底部分にはゴムが入っているのでマットレスを包み込むタイプでズレる心配も少ないと言えます。

カバーのタイプや素材も色々ありますので、好みに応じて選択可能です。

マットレストッパー

マットレストッパーは厚みが10cm未満のもので、使っている素材も色々あり、マットレスの上に乗せて使用する、言わばマットレスの問題をカバーするために用いるものです。

今使っているマットレスが合っていない場合などには、マットレストッパーを使用して、それをカバーします。

最近ではウレタンでできたものも多く、ウレタンの量や密度によって高反発や低反発の違いがあり、体圧分散の効果が得られます。

選ぶ際に気をつけたい事は、使用効果を得るためには、できるだけ厚みは5cm以上あるものを選びましょう。

また寝ている時に蒸れたり暑苦しさを感じたり、カビやダニの発生を引き起こしてしまう可能性があるので、できる限り通気性の良いものを選ぶようにしましょう。

ベッドフレーム

ベッドフレームを見ると、ただベッドを乗せている台のように感じるかもしれませんが、じつは大切な役割があります。

1.通気性を意識する

日本といえば高温多湿で、やはり通気性の良さを意識することはカビやダニの発生を予防します。

ベッドフレームは、マットレスを置く面がスノコのようになっているので、隙間ができることで湿気や熱がベッドにこもるのを防ぎ放出してくれます。

2.メンテナンスがし易い

フレームとマットレスが別になっていることで、定期的にマットレスの両面や上下を自由に変える事ができるので、マットレスのメンテナンスができ長持ちさせる事ができます。

3.機能性をもたせることができる

ベッドフレームには下に収納のスペースを取り付けることで、機能性ももたせることができます。

4.好みのデザインを楽しむ

役割の一つとして、デザイン性も楽しむ事ができます。

フレームのデザインを変えることにより、北欧風やカントリー風、またはモダンにするなどフレームのデザイン次第で自分好みを楽しめます。

これらフレームの役割を知ったうえで、生活スタイルに合ったものを選んでください。

腰痛マットレスの選び方Q&A


女性で体重が46kgなのですが何がおすすめですか?

100N程度の高反発マットレスか、低反発マットレスがおすすめです。

体重が50kg以下であれば低反発マットレスでも深く沈みすぎず自然な寝返りを行うことができますし、体圧分散性されて寝起きの腰痛も和らげることが期待できます。

しかし、低反発マットレスを3年程度使っているとお尻部分がヘタレてきて凹んでしまうので寝姿勢が崩れてしまう可能性があります。長く使いたいのであれば高反発の柔らかい100N程度のもの(雲のやすらぎ)がおすすめです。

安くて耐久性の高いマットレスを選ぶコツはありますか

あります!私のおすすめもご紹介させていただきます。

安くて耐久性の高いマットレスを選ぶポイントは、「モットン」のような復元力90%以上・密度30D以上を目安に購入すると質の高い長く使えるマットレスを購入できます。

自分で見る場合にはマットレスについている製品表示ラベルに書かれています。私がコスパ重視で質の高いマットレスを選んだページがあるのでそちらもご参考にしてください!

マットレスの厚みはどのくらいがおすすめ?

厚みは10cm以上がおすすめです。薄いとあまり違いを実感できませんでした。

腰痛や背中の痛みに特化して選ぶ場合には、厚みが10cmはあるものを選ぶことをおすすめします。厚みが10cm程度以上ある高反発マットレスで、復元力が90%以上あるマットレスを選ぶことで5〜7年程度はヘタりなくしっかりと体の体重を体圧分散しながらバランスよく寝姿勢を保ってくれます。

5cm程度の薄いマットレスもダメではありませんが、どちらかと言うと持ち運び用に適しているので自宅で使うなら10cm以上厚みがあるものがおすすめです。

高反発マットレスは床に直置きできますか?

できますが、すのこや除湿シートを併用するのがおすすめです。

床(フローリング)や畳に直置きすると湿気がたまり安く、カビやジメジメ感の原因になってしまいます。1週間に1度程度干すのであれば直置きでも問題ありませんが、お手入れを忘れがちな人は直置きよりも、すのこの上にマットレスを敷いたり除湿シートを敷いたりしてからマットレスを敷くことをおすすめします。

高反発マットレスはおりたたみできますか?

できるものとできないものがあります。

高反発マットレスは反発力が強いので折りたたみがしづらい種類のマットレスですが、私が愛用している「モットン」や「雲のやすらぎ」なら専用ゴムバンドやケースが付属されているので簡単に折りたたんで収納することが可能です。

まとめ
マットレスは健康への投資です!日本人の平均睡眠時間は7時間50分というデーターもありますしよく考えてみると月に10日分、人生の3分の1程度は寝ている時間なんですよね。これだけ長い時間活用するものですからしっかりと選ぶ必要があります。
現在、腰痛や肩こり、背中の痛みなどに悩んでいて整体や鍼治療などあらゆる腰痛治療を行っても改善されない方は、まずは腰痛改善の基本中でもある自分の体重にあった硬さのマットレスを使い、正しい寝姿勢で寝てみることをおすすめします。

マットレスの選び方まとめ

マットレスの選び方についてご紹介してきましたが、ご自分にあったマットレスは決まりましたでしょうか。

このマットレスは誰が利用するのか、使う人の体型や体重、腰痛や肩こりなどの問題はないか、寝る時にどんな寝方をしているのか、そしてご自分の生活スタイルにどんなものが合っているのか、好みには合っているのか等から、最後には予算も考えて選んでみてください。

マットレスの選び方5つのポイント
  1. 選び方①:適切なサイズを選ぶ
  2. 選び方②:体重に合わせた硬さを選ぶ
  3. 選び方③:寝方に合わせた反発性を選ぶ
  4. 選び方④:腰痛などの用途に合わせて厚さを選ぶ
  5. 選び方⑤:耐久性で選ぶ(補足)

ご自分に合ったマットレスを見つけて、質の良い睡眠ができる快適な生活を手に入れてくださいね。