寝心地が良く耐久性が高いことで人気を集めているポケットコイルマットレスですが、質の悪いものを選んでしまうと構造の特徴から腰や肩に負担がかかってしまいやすく、耐久性も悪いものになってしまいます。
さらに、ポケットコイルマットレスは処分するのが簡単ではありません。
ウレタンマットレスなどと比較すると構造がシンプルではないため、選ぶときに注意するべきポイントが複数あります。
そこで今回は、品質が良く耐久性の高いポケットコイルマットレスの選び方やマットレスヲタクの私が厳選したポケットコイルマットレスランキングをご紹介していきます。
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紹介内容
耐久性が高く品質の高い
ポケットコイルマットレスの選び方
ポケットコイルマットレスは敷布団やウレタンマットレスと比較すると、複数の素材を組み合わせて作られているのでどうしても価格が高くなります。
ポケットマットレスの価格は内容物に匹敵するといっても過言ではなく、良い素材のものを使用しているかどうかを見極める一つのポイントにもなります。
値段や有名ブランドのものを選ぶのも失敗しない一つの選び方ですが、品質が高くお手頃価格でコスパの良いポケットマットレスが欲しい人は、次の部分をしっかり見極めることでコスパの良い商品を手に入れることができます。
コイルスプリングの
耐久性が高いものを選ぶ
ポケットコイルマットレスは、金属のコイルスプリングが一つ一つ袋で包まれたマットレスです。
そのため一つ一つのコイルスプリングの耐久性がとても重要になってきます。金属のコイルスプリングは湿気の影響を受けないため、湿度による劣化の心配はありません。
注目すべきはスプリング材料と種類です。
マットレスには品質表示タグがついていてそのタグでスプリングの耐久性を確認することができます。
画像引用元:消費者庁/スプリングマットレス定義【旧表示】
特に注目すべきは「コイルスプリングの材料の種類」という部分です。
材料の種類はSWRH=硬鋼線で、炭素の含有量がその次の数字で示されています。炭素の含有量は数値が高いほど、硬く、反発力があることを意味しています。
次のアルファベットでマンガンの含有量を示していて、A=少ない、B=多いになり、マンガンが多いほど耐久性が高いことになります。
最後の硬鋼線でコイルのスプリング強度を示していて、硬鋼線では(弱)A→B→C(強)という意味になります。
目安としては硬鋼線の炭素含有量が72以上、マンガンがBの多いもので5年以上10年未満くらいの耐久性です。
10年を超えてくる品質のものは、ピアノ線を使っていたり、上記以上の基準になったりします。
上記の表示タグは平成29年3月30日までの旧表示になり、消費者庁が求める現在の表示基準ではここまで細かく表示しなくてもいいようになってしまいました。
画像引用元:消費者庁/スプリングマットレス定義
品質に自信を持っている商品であればネット上で品質を公開していたり、店員さんに聞けば教えてくれることが多いのですが、正直なところ現在の品質表示は私たち消費者が品質の高いものを選びにくい表示になってしまっています。
確実に品質の高いものを購入したい場合には、品質がしっかりわかるものを購入することをおすすめします。
詰め物の厚みや
素材もチェックする
コイルマットレスには金属のコイルスプリングの上に寝心地に直結するクッション性の詰め物が入っています。
詰め物に使われる素材は綿、ウレタン、ラテックスなど様々な素材が使われていて、詰め物の品質や厚みによってもマットレスの耐久性が大きく変わってきます。
ポケットコイルマットレスでヘタリを感じる場合、多くのケースでコイルに問題があるのではなく、詰め物の劣化が原因となっています。
ポケットコイルの詰め物はコイルスプリングの品質選びと同じくらい重要です。
詰め物の素材により寝心地が変わりますし、寝心地は人によって好みが分かれる部分でもあります。
耐久性が高く、寝返りのしやすいポケットコイルマットレスの場合には、詰め物の厚みがしっかりしていて、密度の高い厚手のラテックスや高反発ウレタンを使ったマットレスがおすすめです。
防ダニ・防臭加工済みがおすすめ
品質の高いマットレスを選ぶならやはり防ダニ・防臭加工はしてあるものがおすすめです。防ダニ・防臭加工がしてあるものは、それだけダニや臭いがつきにくく、快適な環境で長く使うことができるからです。
ただし防ダニ加工には、薬剤によって防ダニをするタイプと、繊維を特殊加工して防ダニをするタイプがあります。
薬剤によって防ダニをするものは人によっては化学薬剤アレルギー反応などを示すものもあります。
一方で繊維を特殊加工して防ダニをするものは、薬剤不使用のものが多く、お手頃な価格となっています。
また防ダニの品質向上のために「インテリアファブリックス性能評価協議会」というところが防ダニの認定を行っています。
この認定基準に合格したものであれば、加工薬剤の安全性についても保証されていて、長期間の防ダニ効果が期待できます。
ポケットコイルマットレス
おすすめランキング【腰痛にも】
ポケットコイルマットレスは決して安くないお買い物です。そのため良いものを選ばないと、体に痛みが走るだけでなく、後悔までも抱えてしまうものになってしまいます。
そこでよりいいポケットコイルマットレスを見つけるために、腰痛にもおすすめできるマットレスをご紹介します。
第1位
13層やすらぎマットレス【国産】
さまざまなテレビ局が特集を組むほど注目を集めているマットレスが13層の安らぎマットレスです。
厚さ27㎝もある大ボリュームのマットレスは、6.5インチの極上コイルを使った完全日本製のマットレスです。27㎝の極厚ボディにはニット、トップ、ウレタン数種、コイルなど13層もの素材が使用されていて、体圧をコイルと詰め物の2段階でしっかりと支える作りになっています。
13層の安らぎマットレスは体の負担がかかりやすい部分を徹底研究し、独自に開発した3Dスプリング高反発構造により、高い体圧分散力を実現しました。それにより体の特定の部位に負担が出ることがなく、寝返りを繰り返しても常に快適な寝心地を与えてくれます。
さらに抗菌・消臭作用があるトップ素材が常にマットレスを清潔に保ってくれ、より心地よい眠りにつくことができます。
第2位
【日本ベッド】
シルキーポケット
画像引用元:日本ベッド/シルキーポケット
品質の高いマットレスを提供していることで知られている日本ベッドのおすすめマットレスがシルキーポケットです。シルキーポケットは絹のようにきめ細かく体を支えることができるマットレスで、好みに合った硬さのラインが用意されています。
シングルサイズで従来の2倍にもなる1200個のポケットコイルをつかった超高密度構造にしたマットレスは、体の細部を点で支えることができるため体の動きに細かく対応することができます。振動が全体に伝わりにくく、過度な寝返りを抑制し、快適な睡眠を一晩中維持してくれます。
抗菌防臭加工はもちろん、コイルの形状安定を高めるために独自技術で熱処理を行い、耐久性にも優れています。
第3位
【シモンズ】
ニューフィットピロートップ
画像引用元:シモンズ/ニューフィットピロートップ
帝国ホテルやペニンシュラ東京などの高級ホテルで使用されていることで知られているシモンズのマットレス。ニューフィットピロートップは直径1.7㎜の太さのコイルを使用したソフトなフィット感が人気のマットレスです。
体へのあたりが優しく、どんな体系の人にもしっかりとフィットし、高い体圧分散力で体をしっかり支えてくれます。お値段は少し高めですが、耐久性、寝心地、サポート力どれをとっても素晴らしく、快適な睡眠を得ることができます。
第4位
【サータ】
スーペリアデイロイヤル
画像引用元:Serta[サータ]
7.7インチもの高さの円筒形ポケットコイルを使用し、圧倒的な存在感を誇るマットレスがサータのスーペリアデイロイヤルです。
スーペリアデイロイヤルは加重のかかる腰や頭部部分に少し太めの線径コイルを使用し、高い体圧分散力を実現しています。バランスよく体をサポートし、安定的な寝姿勢を維持してくれる造りは、耐久性アップにもつながっています。
またトップに使用されているジェルメモリーフォームや高食感ウレタンの組み合わせが絶妙で、スプリングとのダブルの力で体をしっかり支えながら、優しく包み込む感触を実現しています。体が求める睡眠を実現できるマットレスです。
第5位
【ニトリ】
Nスリープ ラグジュアリーL2
画像引用元:ニトリ/NスリープラグジュアリーL2
ニトリのマットレスの中でも特におすすめなのがNスリープ ラグジュアリーL2です。まず目につくのが特徴的な配色で、2段階で体をサポートしてくれる構造になっていることがすぐわかります。
下層部は上段、下段構造になっていて、それぞれにコイル密度の高い交互配列を行い、芯から体をしっかり支えるようになっています。また上層部にもミニコイルを交互配列し、圧倒的なスプリングの力で体圧をしっかり分散します。
耐久性も高く、品質を30年も保証してくれている安心の商品です。
ポケットコイルのメリット
ポケットコイルマットレスは、一つ一つのスプリングが袋に包まれて独立しているタイプのマットレスです。ポケットコイルマットレスの人気は衰えることなく、老若男女から高い支持を集めています。そのメリットについて詳しく見てみましょう。
耐久性が高く寿命が長い
ポケットコイルマットレスは体を点で支えるため、品質の高いコイルが使用されています。コイルの数にもよりますが、高い密度でコイルを使用しているポケットコイルマットレスでは耐久性が高く、長く上質な寝心地を実感することができます。
マットレスの寿命が長いので、何十年も同じマットレスを使っているという人もいます。
商品の品質にもよりますが、具体的には10年~12年程度は愛用できる耐久性の高いマットレスです。
体圧分散性に優れ
寝返りで腰痛をサポート
ポケットコイルは一つ一つのスプリングが独立していて、点で体を支えるため、体圧分散力が非常に高く、体の細かな凹凸にしっかりフィットしてくれます。腰痛の人には本当におすすめで、安定して寝返りが打てるため、寝ていても起きてからも体が非常に軽く感じられます。
振動に強く夫婦で寝ても
揺れが気にならない
ポケットコイルは独立したスプリングのおかげで、マットレス全体に振動が伝わりにくく、夫婦でマットレスを共有していても、相手の動きが気になりません。
マットレスを共有しているとどうしても相手の体の動きが気になり、眠れないといったことがありますが、振動が伝わらないのでそのような心配はなく、朝までしっかり熟睡することができます。
ポケットコイルのデメリット
ポケットコイルマットレスのデメリットは実はほとんどありません。デメリットがあってもその多くは他のスプリングマットレスにも共通して言えることで、ポケットコイルマットレスだからといった理由は見当たらないのが実情です。
強いて挙げてみるポケットコイルマットレスのデメリットを見てみましょう。
重さがあるので移動が難しい
これはスプリングマットレス全体に言えることですが、金属のバネが入っているためマットレスの重さがどうしても増してしまい、移動しにくいというデメリットがあります。金属が入っているので折りたたむこともできず、干したり、移動したりといったことはなかなか一人では難しいです。
他のマットレスより価格が高め
ポケットコイルマットレスの唯一のデメリットともいえるのが、他のマットレスよりも価格が少し高めだという点です。ポケットコイルは一つ一つのスプリングが独立していて、袋で包まれているため、どうしても構造が複雑で値段に反映してしまいます。
もちろん独自の大量生産ラインでニトリのように安く抑えているメーカーもあるため、必ずしも高いというわけではありません。ただどうしても敷布団や折りたたみマットレスに比べると高くついてしまうため、デメリットと言えるのではないでしょうか。
処分に手間がかかる
これもポケットコイルマットレスに限った話ではありませんが、マットレスの処分には手間がかかります。
スプリングが入ったマットレスは刻んで処分することもできず、粗大ごみになってしまいます。地域によって粗大ごみの出し方は様々なので、簡単に捨てられる地域であればいいのですが、持参や決まった日にしか捨てられない場合、どうしても手間がかかってしまいます。
ポケットコイルマットレス
処分(捨てる)方法
ポケットコイルマットレスは一般的には粗大ゴミです。自治体の指示に従い処分する必要があり、処分には費用が発生します。
金額は自治体により異なりますが、大体1,000円~3,000円くらいが目安です。多くの自治体では持参が必須ですが、場合によっては近くの公園などに決められた日に出すところもあります。
どちらの場合も寝室から屋外への運び出しは必須なので、一人では難しいかもしれません。一度自治体に確認すると安心です。
他の方法には新しいマットレス購入店で処分できることがあります。これは購入店に確認する必要がありますが、場合によっては無料引き取りを行ってくれることもあるので、購入時に聞いておくと安心です。
後はお金はかかりますが、廃品引き取り業者に依頼する方法もあります。
廃品引き取り業者を使うメリットは、運搬の手間がいらない、処分も行ってくれる、といったところです。金額は大体5,000円~10,000円くらいで高かく感じるかもしれませんが、電話一本で引き取りに来てくれて処分してくれることまで考えたらそこまで高いものでもありません。
オークションで売る、フリマアプリで売るなんて言う方法もありますが、売る場合はそれなりに状態の良いものでないとダメで、売れるまでの期間ずっと手元にマットレスを置いておく必要があります。あまり現実的ではないでしょう。
当サイトおすすめのマットレスとポケットコイルマットレスを比較!
ポケットコイルマットレスQ&A
知れば知るほど欲しくなるポケットコイルマットレス。でも金額のことを考えればもうちょっと安価で、ポケットマットレスと同じくらい良いマットレスはないのかと思ってしまいますよね。そこでポケットコイルマットレスのアレコレについてQ&A形式で見ていきたいと思います。
ポケットコイルマットレスの折りたたみはおすすめ?
自分の目的に合って入ればおすすめできます
最近ではポケットコイルマットレスの折りたたみのものも販売されています。ポケットコイルマットレスの折りたたみは、スプリングなどを潰して折りたたんでいるわけではなく、表面の布がくっついているため3に折りたためるといったものです。
それでも折りたたみ部分が体にあたって気になるといったことはほとんどなく、狭い部屋で敷布団代わりになるものを探している人、ウレタンマットレス以外を使いたい人にはおすすめです。
ポケットコイルマットレスとボンネルコイルマットレスの違いは?
ポケットコイルは点で、ボンネルコイルは面で体を支えます。
ポケットコイルマットレスはスプリングが独立した点で体を支えるタイプのマットレスです。
またスプリングを使わないウレタンマットレスなどと比較すると、ポケットコイルマットレスはスプリングを使っていることでウレタンマットレスよりも通気性がはるかに高く、芯のある硬さが魅力のマットレスだといえます。
ポケットコイルマットレスにベッドは必要?
ポケットコイルマットレスは基本的にはベッドフレームに置いて使用するものです。
最近では直置きできるタイプのマットレスも多いですが、ベッドフレームには通気を浴したり、マットレスの耐久性を上げたりする効果があるものです。