「各世代ごとの見た目年齢分布(男性)」

総合婚活サービス企業のIBJは、運営するネット婚活サービスを利用する20~40代の未婚男女の登録データから「実年齢と見た目年齢のギャップ調査」を行い結果を発表した。調査日は11月11日、調査対象人数は男性7,691名、女性7,603名、合計15,294名。

30代後半から「実年齢よりも若い」と思う人数が急増

「各世代ごとの見た目年齢分布(女性)」

調査では、同社の婚活サービス「ブライダルネット」における「実年齢」と「見た目年齢」の登録データから、「実年齢より年上」「実年齢と同じ」「実年齢より若い」の分布を性別・年齢ごとに分析した。

これによると、見た目年齢は、男女ともに30代後半から「実年齢よりも若い」と思う人数が急増する傾向が見られた。特に30代後半の女性は、おおむね10人に9人が見た目年齢を実年齢より若いと認識していることがわかった。

20代前半~30代前半の男性と、20代前半~20代後半の女性は、過半数が「見た目年齢」を「実年齢と同じ」と認識しているが、男性は30代後半から、女性は30代前半から、過半数が「見た目年齢」が「実年齢より若い」と認識する傾向が見て取れた。

婚活における、年齢のボーダーラインが存在

「実は、婚活中に相手に選ばれやすい年齢のボーダーラインというものがあり、それは男性は40歳、女性は35歳といわれています」と同社の婚活プロデューサー。「男性と女性の調査結果を比較すると、見た目が実年齢より若いという方が過半数に達するのは、女性の方が男性より若い年齢層になることからも、このボーダーラインは実際に存在し、婚活中の男女も明らかに認識しているといえるでしょう」と分析している。

さらに、婚活の現場ではプロフィール写真で「見た目年齢」に合った「見た目」を作るよう心がけることが重要とアドバイス。「男性は、シワのないスーツやジャケット着用など清潔感のある服装を心がけること。ヘアスタイルをきちんとセットすること。笑顔で映ること。最後に写真を第三者の女性に見せて意見を聞くこと。女性は、露出の多すぎる洋服は避けること。ヘアスタイルをきちんとセットすること。笑顔で映ること。顔のアップではなく上半身から上や全体の雰囲気がわかる写真にすることが大切」と語っている。