パイオニアは5月6日、カロッツェリア サイバーナビの新モデル「AVIC-VH9990」「AVIC-ZH9990」「AVIC-H9990」を発表した。発売は、5月下旬で、価格は、AVIC-VH9990が32万5,500円、AVIC-ZH9990が30万4,500円、AVIC-H9990が18万9,000円。

AVIC-VH9990が1DIN+1DINタイプで、AVIC-ZH9990が2DINタイプ。いずれも7V型のモニターを装備する。AVIC-H9990は、AV機能などを搭載しないナビのみの1DINタイプ。

1DIN+1DIN対応の「AVIC-VH9990」

2DINタイプの「AVIC-ZH9990」

ナビ機能のみの「AVIC-H9990」

新モデルの大きな特徴となっているのが、単体で車のサイズや速度情報から、燃費などを計測する機能。これにより、純正のナビでなくても、現在の燃費状況などを表示することが可能となった。燃費の悪い運転を行っているときにイルミネーションで通知したり、今までの平均燃費と、現在の燃費との比較を表示したりといった、純正ナビにはない機能も搭載される。なお、測定できるのは一般的なガソリン車のみで、ディーゼル車やターボ車などには非対応。

この燃費情報とスマートループ渋滞情報とを組み合わせたのが、新機能の「エコルート探索」で、車種によって異なる最も燃費のよくなるコースを、リアルタイムに検索することができる。

また、発売から3年間、地図などの各種データのバージョンアップが無料で提供され、常に最新の状態で使用することが可能だ。