三菱自動車、デリカD:5の4WD車を一部改良 - 特別仕様車も発売

三菱自動車は、ミニバン「デリカD:5」4WDモデルのエンジンやCVTの制御を見直して燃費を向上し、エコカー減税を従来の50%から75%へと向上したほか、新デザインのメーターやディスプレイなどを採用して11月11日から発売する。価格は266万7000円～370万6500円。 同時に「G-Navi package」をベースにDVD内蔵後席9インチワイド液晶ディスプレイなどを装備した特別仕様車「シャモニー」4WD車を設定し、11月20日から発売する。価格は345万9750円。

今回の改良では、エンジンやCVTの制御を見直すことで、10・15モード燃費を10.4km/Lから11.2km/Lに改良して平成22年度燃費基準+25%を達成、従来50%軽減だったエコカー減税を75%に引き上げた。

インテリアでは新デザインのハイコントラストメーター&カラー液晶マルチインフォメーションディスプレイを採用し、視認性と質感を向上した(Mグレード除く)。また、7人乗りのGグレードには本革シートをメーカーオプション設定したほか、ROADESTグレードには黒調ヘアラインのセンターパネルを採用、エアコントロールダイヤルとドライブモードセレクトダイヤルにメッキリングを採用するなど、質感の向上を図った。そのほか、ヒルスタートアシスト、急減速時やABS動作時にハザードランプを高速点滅して後続車に危険を促す「ESS」、ウェルカムライト、カミングホームライト機能を追加した。

また、ボディカラーは2トーンカラーは従来の6色から新色の「コズミックブルーマイカ/ミディアムグレーマイカ」「ライトブルーメタリック/ミディアムグレーマイカ」を含む5色、モノトーンカラーは従来の6色から3色に、ROADESTグレードでは従来の3色に新色「コズミックブルーマイカ」を加えた4色とした。