ヤマハ発動機は、10月24日から開催される第41回東京モーターショーに、エレクトリック・コミューターの「EC-03」、同「EC-f/EC-fs」、電動ハイブリッド自転車の「PAS er」などを出展すると発表した。なお今回のヤマハの発表は、「SR400」などに続く第2弾である。

EC-03

EC-03は、100%電気エネルギーで走るエレクトリック・コミューター。 薄型の電動パワーユニットとリチウムイオンバッテリーを軽量アルミフレームに搭載した。充電器を車両に内蔵したプラグイン方式で、家庭用コンセントから手軽に充電できる。参考出品車だが、現在は発売を中止している「EC-02」「Passol-L」の後継機だと考えられる。

EC-fとEC-fsもエレクトリック・コミューターだが、こちらは未経験者にも二輪の楽しさや親近感を抱いてもらうよう、未来感のあるスタイリングを採用。「EC-f」はパーソナル・コミューターのクリーンさを、「EC-fs」はそのスタイリッシュさをイメージしたカラーとした。

EC-03

EC-f

EC-fs

PAS erは、電動ハイブリッド自転車「PAS」の進化系をイメージしたコンセプトモデル。前後輪ともモーターがアシストする二輪駆動方式とし、前輪モーターには減速時や下り坂でバッテリーを充電する回生充電機能を備えた。駆動はシャフトドライブとし、シンプルなスタイリングに仕上げた。そのほか、心拍数を計測し、適切な負荷となるようアシスト力を制御する機構や、スピードメーターや消費カロリーなどの情報を表示する大型液晶メーターも搭載した。

PAS Brace-L Specialは、スポーティな走行性能を備えた男性向け電動ハイブリッド自転車。最適なアシスト制御を行なう機構「S.P.E.C.8」を搭載。出展モデルは、高品位塗装やこだわりのパーツを装備する。

PAS er

PAS Brace-L Special

XVS950Aは、空冷V型2気筒エンジンを搭載するクルーザーバイク。快適なポジションで、長時間・長距離をゆったり巡航するのに適したモデル。随所に美しい機能パーツを装備し、冷却フィンは磨き上げられている。輸出仕様車(参考出品)。

そのほか、本日発表されたスポーツスクーター「TMAX」の10周年記念モデル「TMAX 10th Anniversary WHITEMAX」も出品される。

XVS950A

TMAX 10th Anniversary WHITEMAX