独BMW Groupは、今月13~23日にかけて、ドイツのフランクフルトで開催される「Frankfurt Motor Show」(IAA - Internationale Automobil-Ausstellung)で公開展示する、最新ラインナップなどを正式に明らかにした。

今回のモーターショーで、同社が注目のテーマとして前面に掲げるのは、環境に優しくもダイナミックな走りを実現する「Efficient Dynamics」コンセプト。燃費効率を高め、CO2排出量を大幅にカットしつつも、パワフルなドライビングを可能にする数々の最新技術の紹介が行われるようだ。交差点などで停止中には、エンジンのオートスタートストップ機能が作動するなど、Efficient Dynamicsに基づくシステムの搭載も、新車種の各ラインナップで進んでいるようだ。

会場では、最新ラインナップの展示公開も行われる。一例としては、特徴的なクーペとカブリオレの両スタイルがそろう「BMW 6シリーズ」、エンジン出力性能を強化した4L(リッター)V型8気筒を搭載する新設計の「BMW M3」、デザインを刷新した2ドアクーペの「BMW 1シリーズ」などが並ぶという。BMW 1シリーズの「BMW 123dクーペ」には、ツイン・ターボのディーゼルエンジンを搭載し、よりスポーティな走りに重点を置いた「Mスポーツ・パッケージ」も用意されるという。

また、新たにMINIシリーズに加わった「MINI Clubman」も展示され、ステーション・ワゴンへと生まれ変わったユニークなエクステリア・インテリアデザインを、細部までチェックすることができる。

BMW 6シリーズ・クーペ

BMW 6シリーズ・カブリオレ

BMW M3

BMW 1シリーズの135iクーペ

BMW 123dクーペ・Mスポーツ・パッケージ

MINI Clubman