ダイムラー・クライスラー日本は、F1レースにおいてパートナーシップを結んでいるイギリス・マクラーレンと共同開発したスーパースポーツカー「メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン」のオープンモデル「メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン ロードスター」の受注販売を本日より開始した。価格は7,000万円。

メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン ロードスター

「メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン ロードスター」は、F1レースカーをイメージさせるフロントノーズや跳ね上げ式のドアなどSLR マクラーレンならではスタイリングを踏襲しながら、ルーフをセミ・オートマチック格納式ソフトトップとしたモデル。ルーフはセミ・オートマチック機構により、約10秒で開閉する。

オープン化に伴い、ボディ剛性の確保と横転時の乗員の安全確保のため、Aピラーの補強とシート後部のセーフティロールバーを装備。後方にはオープン時の風の巻き込みを防ぐドラフトストップ(風防)を装着している。

パワーユニットは従来のSLRマクラーレンと同様、SLR専用に開発されたスーパーチャージャー付5.5L(リッター)V型8気筒エンジンをフロントミッドシップに搭載。最高出力は460kW(626PS)、最大トルク780Nm。オープンモデルながら、0-100km/h加速は3.8秒という性能を実現している。