SNSで人気を集めるママイラストレーター・あいさんとパパイラストレーター・ゆーぱぱさんによる連載「【漫画レポ】#新米ママパパの妊娠後期の準備時間」。この連載では、妊娠後期に準備しておきたいあれこれを、先輩ママ・先輩パパの実体験から考えていきます。今回はパパイラストレーター・ゆーぱぱさんによる「出産準備中のお互いの役割分担(コト編)」のエピソードです。

ゆーぱぱさん

3才と7才の娘を持つ共働き家庭のパパ。会社員をする傍ら、娘との日常を描いた子育て漫画をSNSで発信しています。

こんにちは! ゆーぱぱと申します。
私は2014年、2018年生まれの2人の娘を持つ二児の父です。うちは夫婦共働きで私自身は昨年から在宅ワーク。子どもたちとの時間が増えたのをきっかけに子育て漫画の執筆を始め、現在はマイナビ子育てさんにて漫画を連載させていただいています。

この度、大変恐縮ながら「出産準備」というテーマで連載させていただくこととなりました。我が家の出産準備の体験をベースに、頑張って良かったことや、役立ったアイデアなどをご紹介させていただき、少しでも皆さんの一助や癒しとなれましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!

さて、出産準備は産後の手続きや入院の段取りやモノの準備のほかに、日々の食生活に注意を払ったり体調管理を徹底したりとやることが無限にありますよね。

特に妻の体調管理の部分については、判断材料が妻の様子や妻本人の言葉でしか計り知れないため、深い信頼関係を築いていなければ至難の技です。ですので、僕は妻との「コミュニケーション」に重点を置き、お互いができる限り穏やかな心持ちで出産に臨めるよう、意識して過ごしてきました。

そんな僕たちは、喧嘩も全くないような超平和夫婦でしたが「お互いの小さな不満に気づきにくい」という部分もありました。そこで、妊娠をきっかけにあることを始めました。

パパも当事者意識を持ち、一体感を持って出産に

日中の会えない時間などはマメに連絡を取り、お互いの状況を把握するようにしていました。そして事細かに記録を取る。そうすることで、これまでよりもお互いに正直な気持ちを自然に伝え合えるようになり、夫婦の間にあった「遠慮の壁」みたいなものが取っ払われた感覚がありました。

妊娠も出産も夫婦にとって大きなライフイベントですが、お腹に命を宿しているのは妻一人。夫側は痛みや辛みを100%理解することはできません。ですので、「ママの立場だったら、孤独を感じやすいんじゃないかな?」と思います。

ですが、そこで諦めてしまわずに、「自分が産むんだ」くらいの感覚で気持ちに寄り添い続けること。パパも当事者意識を持ち、一体感を持って出産に臨むことが重要だと思っています。

僕にとってそのとっかかりのアクションは「記録」でしたが、他にも「買い出しや健診には必ず夫婦で一緒に行く」といったような約束を作るというのも、一体感を生むアクションになるのではないかと思います。

入院荷物や準備について

入院の準備については、妻が1ヵ月以上前から準備していて中身をシェアしてくれました。

僕はそのほか分娩時に必要そうなものを揃えたり、陣痛時のシミュレーションを何度も行ったりして、当日への準備を進めていきました。産後の手続きは、仕事の休暇などを利用して僕の方ですべて進めました。

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時間の捻出について

妻の妊娠がわかってから始めた記録や産後の手続きなど、「どうやって時間管理しているの?」と不思議に思われるかもしれませんが、趣味や交友、娯楽の時間を調整して捻出していました。あとは時間管理術についての書籍等を読み、そこで得たノウハウを実践するようにしていました。

自分自身のリカバリーも忘れずに!

出産準備や妻のリカバリー、仕事と目まぐるしい日々でした。

「全ては愛する妻と我が子のため……!!」と思えば頑張れますが、ふとした時に来る疲れの応酬はとてつもないです。自律神経の乱れから気分が落ち込むなど、体調不良な日もそこそこありました。なので妻の「記録」とは別に、自分の「記録」も書き記す習慣をつけていました。

これにより自分の状態も把握し、場合に応じたリカバリーをすることができました。そのほか趣味の時間はどうしても犠牲になりがちですが、この頃から趣味になっていた読書の時間を必ず作るようにしていました。ほかにも「瞑想」などの習慣も習得し、出産が近づくにつれ仙人のような生活になっていきました(笑)。

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お互いの感情に寄り添い続ける努力

夫婦には様々な形があり、人によって環境も何もかもが異なります。ですので、出産に向けた夫婦の在り方に明確な模範解答のようなものは存在しません。ですが、どの夫婦にとっても間違いなく「お互いの感情に寄り添い続ける努力」は重要なことなのではないかなと思います。

一時的に感情に寄り添うことは簡単かもしれませんが、「続ける」ことが意外と難しい。
ですが、そこでの努力が、出産準備を飛び越えて、その先の家庭においても重要な役割を果たすと思うので、プレパパ、プレママの方たち、頑張ってください!


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