目まぐるしく移り変わるグルメトレンド。最近はチュロスやタコスブームがきているそうですが、実は 「瓶詰食品」にも注目が集まっているのをご存知でしょうか?

かくいう筆者も、スーパーやショッピングモールなどで新商品を見かけるとつい買ってしまうタイプなのですが、最近の瓶詰食品って本当に美味しいですよね。ラインナップもどんどん充実していて、“選ぶ楽しみ”があるのも嬉しいポイントです。

そんな瓶詰食品ですが、なんとあのドラッグストア「ウエルシア薬局」でも新商品が発売されたとか。ついにドラッグストアまで参戦するとは正直、驚き……。一体、どんな仕上がりになっているのでしょう。さっそく全4種類を試してみたので、率直にレビューさせていただきます!

ウエルシアから「日本のうまさを閉じ込めた瓶詰シリーズ」新登場!

ウエルシアが展開するプライベートブランド「からだWelcia」。その食品カテゴリーは“ギルティー・フリー(最悪感なし)”と“ヘルシー&テイスティ(健康的で美味しい)”をコンセプトに掲げ、冷凍食品や乳製品、お菓子、ドリンク、アイス、缶詰など広く商品を展開しています。

そんな「からだWelcia」から3月4日(火)に発売されたのが「日本のうまさを閉じ込めた瓶詰シリーズ」。ウエルシアとしては初の“瓶詰食品”で、「ごはんのおとも」として打ち出しています。

  • 「日本のうまさを閉じ込めた瓶詰シリーズ」

「日本のうまさを閉じ込めた瓶詰シリーズ」という名前のとおり、いずれも日本各地から厳選した国産素材を使用。無添加、または最小限の調味料で素材の旨みを最大限に生かせるようこだわったそうです。

商品は「北海道の鮭と瀬戸内の塩だけでつくった鮭ほぐし」「国産鶏肉100%にこだわった鶏そぼろ」「なんと生のり100%!小豆島産生のり」「シャキシャキ食感のかきの木なめ茸」の全4種類。どれもごはんに合いそうなラインナップですが、その実力やいかに……!

「日本のうまさを閉じ込めた瓶詰シリーズ」のコラムはこちら

エントリーNo.1

「北海道の鮭と瀬戸内の塩だけでつくった鮭ほぐし」

まずはこちら、「北海道の鮭と瀬戸内の塩だけでつくった鮭ほぐし」から。最近はご無沙汰の鮭ですが、子どもの頃、よく食卓に並んでいたのを思い出します。

ああ、もう見るからに美味しそう……。北海道産の鮭と瀬戸内の塩だけで作られており、主原料には北海道産の白鮭を使用。鮭の身は手作業で丁寧にほぐしているとのこと。加えて、無着色なので自然な色味で食欲をそそります。瀬戸内の海水100%で作られた赤穂の塩を使っているそうです。すごいこだわりっぷりですね。

それでは実際に食べてみましょう。いただきます!

……えっ!?  ちょっと待って……美味っ……!  なにこれ、めちゃくちゃ美味しいんですけど!?


少し油断していたかもしれません。本心から言いますが、相当ハイレベル!  ひと口食べた瞬間、鮭の濃厚な旨みが口いっぱいに広がります。この鮭の“リアル”な感じ、本当にスゴい!

「さっき焼いた鮭をほぐしておいたから好きなときに食べなさい」と置き手紙でも添えてあったら、疑いもせずに信じてしまうでしょう。それくらい、加工した感じがなく鮭そのものをダイレクトに味わっている感覚。赤穂の塩もしっかりと効いていて、ご飯も進みまくります! おにぎりはもちろん、クリームパスタの具材としても活躍してくれそうですね。

  • 口の中でほろほろほぐれていく……

「北海道の鮭と瀬戸内の塩だけでつくった鮭ほぐし」の購入はこちら

エントリーNo.2

「国産鶏肉100%にこだわった鶏そぼろ」

お次は「国産鶏肉100%にこだわった鶏そぼろ」を実食してみましょう。正直、鮭ほぐしを食べたあとなので、かなり期待もハードルも上がっちゃっています。

こちらも国産の鶏肉を100%使用。木桶仕込みの醤油、みりん、砂糖で味付けし、国産の千切りしょうがをアクセントに加えるなど、かなりのこだわりが詰まった一品となっているようです。さっそく、いただきます!

くぅ〜、やっぱり美味しい〜!

鶏そぼろは鶏肉らしいコクと旨みが凝縮されていて、一粒一粒の存在感が抜群。醤油とみりん&砂糖の甘じょっぱい味付けも完璧!  千切りしょうがのピリッとした辛味と芳香が奥行きを生んでいて、もう箸が止まりません。かなり癖になる味わいに仕上がっています。

おにぎりに合うのは当然ですが、やはり鶏肉なので卵と合わせたくなりますよね。炒り卵を作って「二色丼」にするのも美味しいと思いますが、温泉卵も確実に合うはず。

  • とろとろ卵がたまらん……

トロ〜っとした黄身が鶏そぼろと混じり合い、より濃厚なごはんのおともの完成です! 温玉にはお好みで醤油を足してもいいかもしれませんね。美味しすぎます!

「国産鶏肉100%にこだわった鶏そぼろ」の購入はこちら

エントリーNo.3

「なんと生のり100%!小豆島産生のり」

続いては「なんと生のり100%!小豆島産生のり」。海苔の佃煮といえば、ごはんのおとも代表格のようなイメージがあります。こちらも期待大。

見てください、このツヤ感! 原料には瀬戸内小豆島産の生のりを100%使用。生のりの風味や食感を損なわないよう、丁寧に釜炊きして作っているそうです。味付けには、小豆島の木桶で1年以上熟成された国産丸大豆醤油や、北海道産の煮汁昆布エキスを使っているのだとか。

さっそく食べてみると……

「いやいや、なんでこんなに美味いの!?」ってツッコみたくなるほど美味しい〜!

「生のりって、本当はこんな味だったんだ」と改めてよくわかる味わいで、磯の風味がものすごく豊か。雑味のない昆布出汁の旨みや、丸みのある醤油の味付けも絶妙。よく出回っている海苔の佃煮とはモノが違います。旅館の小鉢とかに出てきてほしいな〜。

ビックリするくらい美味しいし、ビックリする速度でごはんが消えていきます……。味噌汁やパスタの具材としても使えるはずですが、ここまで洗練されていると、やっぱりごはんで素材そのものの味を感じたいですね。

「なんと生のり100%!小豆島産生のり」の購入はこちら

エントリーNo.4

「シャキシャキ食感のかきの木なめ茸」

ラストは「シャキシャキ食感のかきの木なめ茸」。これまた瓶詰食品としては定番中の定番です。

原料に使ったのは、えのき茸生産量日本一を誇る長野県中野市産の“かきの木なめ茸”。隠し味にはゆず果汁を使用し、鮮度にこだわり、職人が手仕込みで作っているとのこと。さっそくいただきましょう。

うわ〜、これもスゴい……!  美味しい〜!

瓶詰食品ですが、本当に新鮮なキノコを味わっている気分です。芳醇な香りは食欲を刺激。軸は太めでシャキシャキしていて、食べ応えもバッチリです。そしてほんのりと主張するゆずの爽やかな風味。これが味わいに深みを与え、オリジナリティの演出にも一役買っています。大根おろしや揚げだし豆腐と一緒に食べても絶対に合うでしょうね。早く試してみたい……!

「シャキシャキ食感のかきの木なめ茸」の購入はこちら

今日の献立も「国産原料にこだわった瓶詰シリーズ」に頼る!

最初は正直、「ひとつくらいはリアクションが取りにくい瓶詰も混じっているんじゃないか」と思っていました。反省するほかありません。こんなにクオリティが高いとは本当に想定外。リピート確定ですし、家中の白米をものすごいスピードで消費しちゃいそう……!

「ごはんのおとも」ということですが、むしろこれがあったら他のおかずが余ってしまうんじゃないかと心配になるレベル。ぶっちゃけ、もはやおかずはいらないかも……?

他にも料理のアレンジに使ったり、お酒のおつまみにしたり、活用方法は人それぞれ。お近くのウエルシア薬局で見かけた際は、ぜひ手に取ってみることをお勧めします!

「日本のうまさを閉じ込めた瓶詰シリーズ」のコラムはこちら