ゴールデンウィークに突入したばかりの4月28日、シマノ主催「はじめてのスポーツバイク購入を検討されている方に!試乗&ショップツアーイベント」が、開催されました。
昨年好評だった皇居周辺での試乗会に「ワイズロード新橋店」でのショップツアーが加わり、よりロードバイクを始めとしたスポーツバイクを身近に感じられる内容にグレードアップ。昨年同様、多くの申込みがあり、20名の参加者は抽選で選ばれました。
今回は、そんな本イベントの模様をレポートします。
スポーツバイクの基礎講座からスタート!構造や最新のコンポーネントを学ぶ
天気に恵まれた朝、会場の「TKPガーデンシティ竹橋」には抽選で選ばれた参加者が集まりました。まずは、スポーツバイクの基礎講座からスタート。講師を務めるのは、シマノセールスの島田さんです。
朝早くからお越しいただき、ありがとうございます!本日はスポーツバイクの基礎講座を受けていただいた後、皇居周辺をスポーツバイクで走り、ランチを挟んで、ショップツアーを行います。15時までの長丁場となりますが、よろしくお願いいたします! |
約1時間の講座は、スポーツバイクの構造や価格帯といった基本的な知識から始まり、最新のコンポーネントに至るまで、幅広く網羅。参加者たちは真剣に聞き入っていました。ちなみにコンポーネントとは「部品の集合体」のこと。試乗会で乗れる試乗車には、3種類のコンポーネントのうち、いずれかが搭載されていると島田さんは解説しました。
ひとつは「SHIMANO 105」というシリーズで、変速機は機械式です。手動でワイヤーを操作し、ギアを変速します。 2つ目は「SHIMANO CUES(キューズ)」という初心者でも親しみやすいもので、耐久性があり変速が滑らか。価格はお手頃です。 そして3つ目が「SHIMANO 105 Di2」。これは「105」や「CUES」と違って、変速機が電動なんです!試乗会では、ぜひ乗り比べてみてください! |
ボタンを押すだけでモーターが作動する「105 Di2」は、ストローク量が少なく、ギアを変速するときのスムーズさが段違い。そのうえ、ワイヤーを内蔵しなくて良い分、ブレーキブラケット(ブレーキの握る部分)を小型化できるため、手が小さい人や女性でも握りやすいサイズを実現しました。
「電動変速機を知ってしまうと、もう機械式の変速機には戻れません」と、島田さんは魅力を強調。試乗前にデモ機で「105 Di2」を触ってみた参加者たちは、一様に感嘆の声を上げていました。
青空の下、「パレスサイクリングコース」でスポーツバイクに試乗!
基礎講座が終わると、次はいよいよスポーツバイクに試乗!東京メトロ・竹橋駅から祝田橋まで往復約3kmにわたり、日曜日限定で自転車専用道として開放されている「パレスサイクリングコース」を走ります。この日はゴールデンウィークということもあってか、子どもから大人までたくさんのサイクリストで賑わっていました。
ヘルメットとグローブを着用し、それぞれ乗りたい試乗車を選ぶ参加者たち。シマノスタッフにサドルの高さを調整してもらい、準備は万端です。
スピードを出し過ぎず、信号を必ず守って安全に走行しましょう!ブレーキをかける際は、左右の力を均等にしてくださいね! 今回試乗でご用意している自転車はいずれも「油圧ディスクブレーキ」を搭載しています。制動力とコントロール性が高く、少しの力でもブレーキが利きますので、その感触も感じてみてください! |
2組に分かれて出発。青空の下、心地良い風が吹き、参加者たちは気持ち良さそうにスポーツバイクを堪能していました。
乗り味の違いを知ってもらうために、途中で自転車もチェンジ。ただ、やっぱり人気なのは「105 Di2」。電動変速機の快適さを各人が体感していたようです。
サイクリング中には、東京駅をバックに集合写真を撮影。スポーツバイクを通して、参加者同士が次第に打ち解けていく光景が垣間見えました。
サイクリストたちの憩いの場でランチ休憩。バーガー片手に会話が弾む
途中でスポーツバイクを乗り換え、1時間半ほどかけて「パレスサイクリングコース」を走行すると、ちょうど時間はお昼時。そのままバイクに乗ってやって来たのは、新橋・虎ノ門ヒルズ前にある「GOOD MORNING CAFE & GRILL 虎ノ門」です。大通りに面し、バイクスタンドが常備されていることから、サイクリストたちの憩いの場としても親しまれています。
ここでランチ休憩。バイクスタンドにスポーツバイクを立てかけ、参加者たちはこぞって店内へ。ビーフ100%ジューシーパティを使用した「グッドモーニングバーガープレート」を食べながら会話が弾みます。
島田さんやシマノのスタッフに積極的に質問をする参加者もいて、休憩中もスポーツバイク熱は冷めやらぬといった感じでした。
「ワイズロード新橋店」でショップツアー!購入を意識した具体的な質問が飛び交う
9時に始まったイベントも、早いものでついに最後のプログラム。「ワイズロード新橋店」に歩いて移動し、ショップツアーが行われました。案内してくれたのは、店長の田渕さんです。
試乗会、お疲れさまでした!これから店内をご案内いたしますね!気になることがあれば、何でもお聞きください! |
「Bianchi(ビアンキ)」「TREK(トレック)」「Cannondale(キャノンデール)」「PINARELLO(ピナレロ)」など、有名ブランドごとにブースが分かれているのが同店の特徴です。グレードにより価格は異なり、豊富なラインナップの中には高額なロードバイクも展示されていますが、それらはかなりの上級者用。そう聞いて、胸を撫で下ろす参加者もいました。入門用のロードバイクを紹介されると、およその価格帯を把握できたのか、購入イメージがぐっと湧いた様子でした。
今は初心者でも安心して乗れるスポーツバイクが増えています。いずれ乗りたいと考えているのなら、クロスバイクから始めるのではなく、最初からロードバイクを買っておいたほうが結果的に初期費用は抑えられますよ! |
ブランドごとにスポーツバイクを見て回った後は、サイクリングに欠かせない関連アイテムについても説明を受けました。
ヘルメットの着用は努力義務ですが、スポーツバイクはスピードが出ますので、命を守るために被るようにしましょう。ショップで売っているものであれば、安全性はバッチリです! |
ヘルメットは、軽くて通気性の良いものが人気なのだとか。また、スポーツバイク初心者の多くが直面する問題の解決策も教えてくれました。
長距離を走るようになるとお尻が痛くなって、乗るのがイヤになってしまうのは“スポーツバイク初心者あるある”です。パッド付きのアンダーウェアを履いたり、サドルにカバーをかけたりすれば、お尻の痛みは軽減されますよ! |
他、長距離を快適に速く走るためのビンディングシューズや、サイクルコンピューターや電動空気入れといった最新鋭のアイテムに、参加者たちは興味津々。試乗したばかりだからか、より良い乗り方やメンテナンス方法など、購入を意識した具体的な質問が飛び交っていました。
スポーツバイクに興味があるのなら、スポーツ自転車専門店へ!情報を得られて、仲間もできる!
終始笑いの絶えない雰囲気で、無事に幕を閉じた本イベント。解散時には、参加者たちは別れを惜しむように連絡先を交換していました。「自転車仲間ができてうれしい!」「スポーツバイクの選び方を知れて良かった!」と、喜びの声が続々。購入を前提に参加したという女性は「実際に乗ってみて、スポーツバイクが安全な乗り物だとわかって安心しました!基礎講座で勉強してからお店に来てみると、理解が深まったように思います。スポーツバイクを早く買って、楽しみたいですね!」と話してくれました。
前回に比べて時間が長かったからか、参加者同士が仲良くなっていたのが印象的でした。こうして輪が広がり、スポーツバイクは普及していくのかもしれません。「ワイズロード新橋店」のように、スポーツ自転車専門店はイベントや講習会を定期的に開催しているところが多いため、足を運べば情報を得られたり、仲間ができたりします。これらは、スポーツ自転車専門店を活用するメリットといえるでしょう。
ロードバイクに興味があるのなら、スポーツ自転車専門店で相談してみてはいかがでしょうか。
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シマノは、世界中の自転車を愛する人の感動に寄り添いたいと願い、品質にこだわった本当に信頼されるものづくりを目指しています。
今までもこれからも「こころ躍る製品」を皆様にお届けしてまいります。
photo:Asami Endo
[PR]提供:シマノセールス