進学の費用をサポートしてくれる「奨学金制度」。非常にありがたい制度ですが、人によってはその返済が負担になってしまうことも。アディーレ未来創造基金の調査によると、奨学金返済のために夢を諦めた人が3人に1人の割合でいるという結果も出ています。
※出典:アディーレ未来創造基金「2023年度 奨学金に関する実態調査」より

そこで、さまざまな「夢」を持った若者たちを支援しようと立ち上げられたのが、アディーレ未来創造基金の「#奨学金返済支援プロジェクト」です。今回は2月末に行われた授与式の模様と、受賞した人たちの声を紹介します。

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アディーレ未来創造基金の「#奨学金返済支援プロジェクト」とは?

アディーレ未来創造基金「#奨学金返済支援プロジェクト」とは、アディーレ法律事務所が社会貢献活動の一環として、公益財団法人公益推進協会の「マイ基金」という制度を利用して「アディーレ未来創造基金」を設立。その基金をもとに、奨学金の返済がネックになり留学や転職、起業など、夢への第一歩を踏み出せずにいる満19歳~満34歳を支援するプロジェクトです。

希望者は「起業・転職チャレンジ」「海外チャレンジ」「その他の夢チャレンジ」のいずれか1つを選択し、レポートや動画を提出。その内容を厳正に審査され、選ばれた人は奨学金残額の全額支援を受けられます。これまでにない新しいプロジェクト(※マイ基金を使った中では初)として今後、複数年の継続を予定しています。

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授与式の様子をお届け

2月末、都内で「#奨学金返済支援プロジェクト2023」の授与式が執り行われました。応募総数356件の中から受賞した人の数は「起業・転職チャレンジ」が7人、「海外チャレンジ」が3人、そして「その他の夢チャレンジ」が10人の合計20人。みなさん、はじめは緊張の表情を浮かべていましたが、式が進むにつれ次第に打ち解けた雰囲気になり、喜びの笑顔とともに賞状を受け取っていました。その姿からは未来への希望と夢にチャレンジする力強い気持ちが伝わってきました。改めましてみなさん、おめでとうございます!

●公益財団法人公益推進協会代表理事・福島達也さんより

奨学金というとほとんどが貸与型のため、「返済が大変だ」というイメージが一般的だと思います。その問題を少しでも解決できればという気持ちから、「返済を支援する」という初めての試みをはじめました。受賞者のみなさんには奨学金返済の重荷から解放され、本当の意味で社会へ羽ばたいてほしいです。

●アディーレ法律事務所代表・鈴木淳巳さんより

今回、みなさん一人一人の応募を拝見し、自分でなければできない、今の社会に存在しない、もしくは不足していることについて、本当に強い気持ちを持って実現したいと思っているのだと感じ、とてもうれしく思いました。私たちに出来ることは「返済を支援する」ことだけですが、みなさんにはぜひ夢を実現していただきたいです。

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夢への一歩を踏み出した、受賞者の声

今回、受賞した人たちの中から「起業・転職チャレンジ」部門の錦古里(にしきごり)大河さん(24)と、「海外チャレンジ」部門の内田優希さん(26)の2人に話を聞きました。

 錦古里(にしきごり)大河さん(24)
「起業・転職チャレンジ」部門で受賞

 内田優希さん(26)
「海外チャレンジ」部門で受賞

ーーまずは今回、お2人が受賞したチャレンジの内容について教えてください。

錦古里さん:僕は北海道の海岸に打ち寄せられる大量の使われていない昆布、“もったいない昆布”を使って、新しい家畜飼料添加物を作る研究を行っています。その理由は、家畜飼料添加物を利用して、牛のげっぷに含まれ地球温暖化の原因にもなる、“メタンガス問題”を解決したいからです。現在、製品化に向けて帯広畜産大学と共同で作業を進めています。

内田さん:私は会社で働きながら書道家としても活動しているのですが、隣の人がちょっと幸せになる「書」を軸とした作品を創作しています。今年の7月にはフランス・パリで開催される「Japan Expo Paris」に出展する予定です。

ーーそもそもこのプロジェクトをどういう経緯で知ったのですか?

内田さん:私は確かSNSで情報を見つけ、そのまますぐに基金のサイトまでたどり着きました。

錦古里さん:僕は一緒に研究をしているメンバーの大学生から教えてもらいました。

ーープロジェクトのどこに魅力を感じましたか。

錦古里さん:シンプルに奨学金を代わりに返していただけるというのが一番の魅力でした。大学を卒業後、今は地域起こし協力隊として研究開発に携わっていますが、それも期限がある(※協力隊の期限は3年間)ので、少しでも奨学金返済の不安が解消されれば、気兼ねなく活動できるのではないかと思い、応募しました。

内田さん:私も同じです。奨学金返済への不安が消えるのはとても大きいと思います。自分は会社員として働いていますが、今回の出展にあたっては約2カ月間休職する必要があり、当然その間は収入がありませんので、その意味でも負担が軽減されるのは魅力的でした。

ーーやっぱり奨学金の負担というものは大きいですか?

錦古里さん:毎日気にしているかといえば必ずしもそうではないのですが、長いスパンで見ると当然、返済する分を上乗せして収益や収入を確保しないといけないので、負担であることは確かですね。

内田さん:特にまだ収入の低い若い人にとって、毎月の返済額はかなりインパクトがあるので、より切実な問題だと思います。

ーーところで、応募の際「本当に全額支援してもらえるのだろうか……」といった不安はありませんでしたか?

錦古里さん:まだ前例がないので、実際に支援を受けた人の話が聞けなかったというところでは多少の不安はありましたが、“残額を全額支援”はそれを上回る価値があると思いました。

内田さん:主催が公益財団法人公益推進協会ということと、アディーレ法律事務所さんに対する信頼感があったので、私もそこはあまり不安に感じませんでした。

ーー最後に、現在、奨学金の返済で悩んでいる、またそれによって夢やチャレンジを断念している人にメッセージをお願いします。

錦古里さん:新しいことに挑戦するうえで不安な要素がいろいろある中、自分を含めて借りている人からすると奨学金ってすごく大きな問題だと思います。そこを少しでも解消してくれる、とても良いプロジェクトではないかと僕は思いました。自分もそうですが、やっぱり悩みがあるとなかなか身動きが取れなくなってしまいますので。

内田さん:奨学金を借りていることが負担になっている人にとって、こういった支援によって将来の不安要素が取り除かれることは非常にありがたいです。ぜひもっと多くの人に知ってもらいたいです。

錦古里さん:応募に関しても、こういう制度の場合、審査の際に書類をたくさん用意しないといけなかったりするのですが、応募テーマに沿ったレポートまたは動画を送るだけで手軽に応募できることもメリットでした。奨学金の返済に少しでも不安を感じている人がいたら、応募してみる価値はあるのではないでしょうか。

内田さん:そうですね。自分が何をやりたいのか、夢をしっかり伝えることができる人であれば、積極的に応募して欲しいです。

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「#奨学金返済支援プロジェクト」は今後も継続予定

未来ある若者たちの夢を全力で応援する、今までにない画期的な「#奨学金返済支援プロジェクト」。今後、複数年の継続を予定しているので、奨学金返済のためにやりたいことができない、チャレンジをためらっている、という方は次回開催の際、ぜひとも応募してみてはいかがでしょうか。

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[PR]提供:公益財団法人公益推進協会