多少落ち着いたとは言え、長引くコロナ禍の影響で生活スタイルに大きな変化が生じた。「働き方」はまさにその典型例である。マイナビニュースのスタッフにも、まさにオフィス業務とリモートワークの間で板挟みになっているメンバーがチラホラ……。

何とかうまいこと業務改善ができないかーー悩めるマイナビニュースのスタッフA(管理職)はインターネットで情報収集し、「何やら八芳園がそのあたりに詳しいらしい」という情報をキャッチ。

「えっ、なんで八芳園? 結婚式場の会社だよね?」と最初は不思議に思ったものの、どうやら八芳園は現在、“総合プロデュース企業”として活躍の場を広げているようだ。

ということで、さっそく八芳園にコンタクトを取って話を聞いてみることに。果たしてマイナビニューススタッフAは業務改善の糸口を掴めるのか、その顛末をご覧あれ。

  • 八芳園DX推進室 ITソリューションチーム マネージャー 豊岡 若菜(とよおか わかな)

DX推進室 ITソリューションチーム マネージャー
豊岡 若菜(とよおか わかな)さん

システム会社にてエンジニアとして様々な企業の業務システムの開発に携わった後、2019年に八芳園へ入社。情報システム部としてヘルプデスク業務を行う中、入社から半年ほどでコロナ禍へ突入。急ピッチで社内のDX化に取り組むべく、DX推進室としてシステムのクラウド化、ペーパーレス化、テレワーク環境の整備を進める。これまでに得たノウハウや経験をもとに2021年にSOLVE EIGHT(ソルブエイト)を立ち上げ、様々な企業の業務に関するお悩みを解決に導くお手伝いに尽力している。

実は”業務改善”を目的としたDX事業にも注力!? 八芳園スタッフへ直撃!

  • 豊岡 若菜さんにマイナビニューススタッフAが直撃!

    豊岡 若菜さんにマイナビニューススタッフAが直撃!

こんにちは、マイナビニューススタッフAです。


こんにちは、八芳園の豊岡若菜と申します。DX推進室で「ITソリューションチーム」のマネージャーを務めています。


すみません、実は八芳園さんにDX推進室というものがあることを最近知ったばかりで……。


実際、昨年秋に立ち上がったばかりの部署なんですよ。私もそれまでは情報システム課で、ヘルプデスクとして社員の問い合わせに対応していました。もともとはシステム会社でエンジニアとして勤めていたので、そのノウハウを活かしながら業務にあたっています。


実は、うちもリモートワークが定着しつつあるのにペーパーレス化はあまり進んでいなかったりといろんな問題を抱えていて、正直どこから解決していけばいいかもわからないんです(涙)。


そういうお声は本当によくお聞きします。いきなりリモート体制を整えようとしても、なかなか難しいですよね。


今回はせっかくなので、マイナビニュースの会員にアンケートを取ってみました。すると、やっぱり多くの人たちが同じような悩みを抱えていることがわかりました。例えば……


・より効率的な諸方法を提案しても、事なかれ主義・前例踏襲に陥っている先輩に大抵難色を示された。



・無駄な提出書類が多い。



・デジタル化がなかなか進まない。



・なんでも端末を使うのでついていけない。

・古い体質の取引先のペーパーレス化が進まない。



・属人的にならざるをえないので、業務量の平準化がなかなか進まない。



といった具合ですね。どの意見もすごく共感できます。


やっぱりデジタル化・ペーパーレス化は多くの皆さん抱えている課題ですね。私たちのところにもたくさん同じような相談が寄せられています。


八芳園さんは、こういった悩みも解決してくれるのでしょうか?


はい。「SOLVE EIGHT(ソルブエイト)」というサービスを展開していて、簡単に言うと、「皆さんの会社のDX推進を一緒に伴走しますよ」というサービスです。ただし、うちでシステムそのものを販売しているわけではありません。あくまで企業が抱えている悩みをどうすれば解決できるかを考えたり、将来どうなりたいかというヴィジョンをお聞きして「こうやっていきませんか?」と提案するサービスになります。


八芳園が手掛ける「SOLVE EIGHT」とは?

そもそも、業務改善をしなやかに促進する「SOLVE EIGHT」を立ち上げた経緯とは

  • 八芳園が手掛ける「SOLVE EIGHT」

    八芳園が手掛ける「SOLVE EIGHT」

そもそも、なぜ「SOLVE EIGHT」をスタートするに至ったのでしょう?


SOLVE EIGHTは、まさに八芳園自身が悩んできた経験を元に立ち上げました。社内のDXを進めるためにシステム会社に依頼したこともあったのですが、弊社側にもシステムの専門家がいないとなかなか話が噛み合わず、お互いに何を言っているかわからないという状態に陥っていたんです。


八芳園さんも実際に困っていた時代があったんですね。現在、どんな業界や会社からのご相談が寄せられているんですか?


例えば不動産業界工場など、まだ紙を使って仕事している業界や、アナログ作業がメインの会社が多いですね。


それぞれ、どんな悩みを抱えていらっしゃったんですか?


不動産業界については、社内にシステム自体は入れていました。でも、システム同士が上手に連携できていないせいで、いちいちデータを打ち込み直したり、営業所の事務担当者が現場担当者のデータを手打ちしてデータ化して本部に送っていたり……。


うっ……。我々も少し……いや、だいぶ心当たりがあります。


そのときは、普段パソコンでやっている手作業をRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)でパソコン自体に学習させたり、エクセルを廃止してサイボウズの業務改善プラットフォーム「kintone(キントーン)」の導入の提案を行い、業務の円滑化を進めています。


見事にDX推進をアシストされたんですね。工場はどんな状況だったんですか?


工場にはまだ、作業員が紙とペンとバインダーを使いながら日々の数字の記録をするといった習慣が残っていました。最初はiPadの導入を提案したのですが、工場ですから手袋を着けていて操作しづらいですし、そもそも工場の皆さんがiPadを使いたがらないという問題もありました。


  • 八芳園DX推進室 ITソリューションチーム マネージャー 豊岡 若菜(とよおか わかな)

アンケートでも「なんでも端末を使うのでついていけない」という声が届いていました。


正直、八芳園のシェフたちも似たような状況です(笑)。その工場では結局、バインダーとペンにセンサーが仕込まれているデバイスの導入を提案する予定です。そのデバイスを使えば、これまでどおり作業員が紙に文字を書くだけで、文字情報が自動でデータ化されてパソコンに転送されるんです。


そんなすごいデバイスがあるんですか! よく見つけられましたね。


もともと、IT系の展示会で発見したサービスだったんですよ。展示会などで面白いものを見つけると、実際に社内で実験して「これは良さそうだね」「これはまだちょっと早いかも」なんて話し合っています。


企業の課題を解決する「SOLVE EIGHT」についてはコチラ

“総合プロデュース企業”に進化した今も、八芳園が持ち続ける「おもてなし」の気持ち

  • SOLVE EIGHT

まさか八芳園さんがこんなサービスまで展開していたとは……しかし、改めてなぜ結婚式場で知られている八芳園さんがこのような事業を始められたんですか?


そもそも、ブライダル業界はデジタル化の波に乗るのが遅い業界だったんです。なので、「ブライダル業界を底上げするためにも、同業他社とみんなでDX推進できたらいいよね」という思いがありました。


業界全体を盛り上げようとしたんですね。


そうです。徐々に結婚式の実施率も減っていく中で、八芳園だけがひとりで勝ち抜いても意味がありません。八芳園は今年、「ともに、あり続ける未来を創ろう。」というスローガンを掲げていますが、業界全体で盛り上がらなければ未来は創れません。


ブライダル業界全体が盛り上がらなければ、八芳園も立ち行かなくなる、と。


ブライダル業界だけではなく、社会そのものが持続しなければ未来がないと思っています。実際に、SOLVE EIGHTもブライダル業界以外の企業からもさまざまな相談が寄せられていますが、私たちが裾野を広げてDX推進に取り組んでいるのも、持続可能な社会づくりの一環です。


持続可能な社会づくりですか。


コロナ禍の影響で、多くの企業が働き方を変えざるを得ませんでした。でも、特に中小企業などでは自社にシステム部門を持っていない企業も多く、現場のいち担当者がすべてを担うのはとても大変です。今回、SOLVE EIGHTをスタートしたことで、多くの業種が同じ悩みを抱えていることがわかりました。八芳園は創業以来の「おもてなし」の気持ちで、これからも総合プロデュース企業として多くの企業と関わっていきたいと思っています。


私たちも今度は、より具体的な相談をさせていただきたいと思います!


私たちもまだ歩み始めたばかりで、100点のサービスはできていないかもしれません。だからこそ、今後も進化し続けようと思っています。みなさまと一緒に、少しでも便利に楽しく働ける社会を目指していきますので、ぜひ気軽にご相談ください。相談自体は無料で受け付けています。


本日は本当にありがとうございました!


八芳園が手掛ける「SOLVE EIGHT」へのご相談はコチラ

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ブライダルの枠から飛び出し、おもてなしの心を持って社会課題の解決に当たろうとする八芳園。小さなことでもいい。何か困りごとを抱えている企業や個人は、ぜひ総合プロデュース企業へと生まれ変わった八芳園を頼ってみては?

[PR]提供:八芳園