2020年から小学校の授業に導入されたプログラミング教育。プログラミング教育では「プログラミング的思考」を学ぶことが主軸となっています。プログラミング的思考とは、パソコンなどの情報技術を効果的に活用しながら、論理的に思考して課題を発見・解決する能力のこと。親世代の中には、「どんなことに役立つの?」と疑問に思う人がいるかもしれません。
そこで今回は、現役エンジニアとして活躍されているMさんとFさんにインタビューを実施。プログラミング的思考が仕事をしていく上で、具体的にどのように役立っているのかを伺いました。

現役エンジニアに聞く!
プログラミング的思考を身につけてよかったことって?

  • (左)Mさん。社会人歴5年目の26才。ソフトウェア開発会社でウェブエンジニアをしている。
    (右)Fさん。社会人歴3年目の25才。EC事業を行う会社でWebアプリエンジニアをしている。

――まずはMさんに、キャリアや現在のお仕事についてお聞きします。

Mさん:現在、IT企業でエンジニアをしています。新卒で入社した会社ですが、最初は営業で配属されました。しかし、学生時代から趣味でプログラミングを学んでいたことから、次第にエンジニアにキャリアチェンジしたいという気持ちが強くなり、AWS 認定ソリューションアーキテクトアソシエイトの資格を取得したことを機に、エンジニアとして働くようになりました。現在は主にTypeScriptやVue.js、PHP、GOなどのプログラミング言語を使用しています。Webサービスやアプリ上の機能などユーザーの目に触れる部分から、データベースやシステムなど目に見えない部分まで幅広く担当しています。

――営業からエンジニアへのキャリアチェンジというのは珍しいですね。続いてFさんにもキャリアについてお聞きします。

Fさん:実は私もMさんと似たような経歴です。大学では文系の学部に通い、新卒で入社した企業では金融関係の仕事をしており、エンジニアとはまったく関係のない職種でした。 ただ、もともとプログラミングには興味があったので、社会人として働きながらプログラミングスクールに通って勉強していました。そのうち、プログラミングを学ぶのが楽しくなってエンジニアに転職し、現在はECの開発運営を行うスタートアップで開発業務に従事しています。どちらかといえばサーバー関連の業務が多いのですが、ユーザーが利用するWebサービスの保守も担当しています。言語はTypeScriptやReact、PHP、AWSなどを使うことが多いですね。

――お二人とも、もともとプログラミングとは無縁のお仕事をされていたという共通点がありますね。プログラミングにはどんな魅力があるのでしょうか。

Fさん:私にとってプログラミングは、ゲームのようなものです。要件通りにコードを書くと思い通りに動いてくれます。でも、少しでも間違っているとまったく動きません。とても明確です。

Mさん:プログラミングの魅力を説明するのは難しいですね……。むしろ、自分でも説明できないところに面白さを感じているのかなと思います。あえてたとえるなら、レゴブロックを作っている感覚に近いかもしれません。一つひとつ組み上げながら、作りたい形を目指していくところに魅力があります。

――逆にプログラミングを勉強する際、苦労する点や大変なことはありますか。

Mさん:時間が足りないことですかね。プログラミングでやりたいこと、作りたいものがたくさんあって、無限に時間がほしいくらいです。営業として仕事をしていたときも、技術書を鞄に入れて持ち歩いて移動中に読んでいました。

Fさん:Mさんと同じです! 私も前職の頃から移動中はいつも技術書を読んでいましたね。

――お二人とも、本当に筋金入りのエンジニアですね(笑)。お二人はまさに「プログラミング的思考」を身につけ、エンジニアとして活躍されています。仕事やプライベートで、プログラミング的思考を身につけたことでよかったと思うことはありますか。

Fさん:問題が起きたとき、原因を切り分けて考える癖がつきました。たとえば、トラブルがあった場合、原因が3つ考えられるとします。まず、原因Aを調べてみて、問題がなければBかCに問題があることがわかりますし、さらにBを調べて問題がなければ、Cに問題があるとつきとめられます。プログラミング的思考を身につけることで、このように問題を切り分けて考える能力が得られました。

エンジニアでなくても、問題の切り分け能力が身につけば日常生活のさまざまな場面で役立ちます。たとえば、良い例かはわかりませんが、恋愛にも活かせるのではないでしょうか。好きな人が振り向いてくれないとき、自分の何に問題があるのか。外見なのか、性格なのか問題を切り分けることで、無駄に悩む必要がなくなり、すばやく改善できます。

Mさん:私の場合、物事を定量的に見る習慣ができたことです。昔は根性でなんとかしようとする癖がありました。たとえば、試験勉強はとにかく時間をかけて勉強したり……。でも振り返ってみれば、ただ時間をかければいいわけではなく、「何が足りなくて、それを補うにはどうすればいいか」を考えたほうが結果的に良い点数を取れる可能性があります。プログラム的思考を身につければ、自然とそういった見方ができるようになると思います。

――エンジニア以外の道に進んだとしてもさまざまなメリットがありますね。そんなプログラミング的思考を子どものうちから身につけるために、2020年から学校教育でプログラミング教育が取り入れられています。この点についてお二人はどう思われますか。

Fさん:とても良いと思います。いまやどの業界でもITを活用することは当たり前になっています。その仕組みを知ることは重要ですし、プログラミング的思考を身につけると、自分自身の考えを論理的に発信できるようになりますから。

Mさん:同じく賛成です。プログラミング的思考はIT分野に関わらず、勉強やスポーツなどあらゆる場面で役に立つと思います。小学生のうちから学ぶことで、何事も論理的に考えられるようになるのではないでしょうか。

現役エンジニアが『みんなでプログラミング』を体験!

――そんなプログラミング的思考を子どもが気軽に学べるのが『みんなでプログラミング』です。現役エンジニアのお二人が『みんなでプログラミング』をご覧になった印象はいかがでしょうか。

『みんなでプログラミング』とは

プログラミングを楽しく学べるオンライン教材。文部科学省の新学習指導要領に準拠した小・中・高校の教材が網羅しており、多くの学校でも採用されている。2021年11月からは家庭用の教材がリリースされている。2022年7月31日まで無料で利用できるキャンペーン中。

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Fさん:ゲームみたいで、とても面白いと思いました。キャラクターも本当にゲームに出てきそうなキャッチーさがあって魅力的です。驚いたのはプログラミングを実際に体験できるコンテンツです。設定した指示の順番通りに処理が行われたり、条件や繰り返しなどの設定ができたりと、とても本格的です。

Mさん:私が子どもだった頃に、『みんなでプログラミング』がほしかったです(笑)。学校でプログラミングを体験する授業はありましが、ハードルが高かった記憶があります。黒い画面にアルファベットを書いていくのって、子どもだと最初はあまり面白く感じられないですよね。その点、『みんなでプログラミング』はポップな雰囲気でキャラクターもかわいいですし、プログラミング体験もゲームのような画面で楽しめるので、ハードルは低いと思います。情報技術に関わるコンテンツが1つにまとまっているところも良いですよね。

――『みんなでプログラミング』を活用することで、どんな力が養えるでしょうか。

Fさん:ゲーム感覚でプログラミングを体験するうちに、「クリアするためには何が必要で、そのためにはどうすればいいのか」を考えることができます。『みんなでプログラミング』を遊ぶことで、知らぬ間に論理的思考が身につくと思います。

Mさん:『みんなでプログラミング』で一通り学んだら、次は「実際にプログラミングをしてゲームを作ってみたい」みたいに思うんじゃないでしょうか。興味を持ち、自分で調べて次につながっていく、そのためのベースになるサービスだと思います。

――もし、お子さんがプログラミングに興味を持ってくれない場合、どのように導いてあげるのが良いでしょうか。

Mさん:うまく親御さんがサポートしてあげてほしいです。たとえば、プログラミングでエラーが出て「もう嫌だ」ってなっていたら、なんでうまくいかなかったのか、何が原因なのかなどを一緒に考えてあげるのが大事だと思います。

Fさん:やり方を変えてみるのもいいかもしれませんね。ゲームで学ぶのが向いていないなら、別のやり方にしてみるとか。子どもによっても向き不向きがあると思うので、うまく興味の入り口を見つけてあげてください。

――ありがとうございました。

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現役エンジニアとして活躍されているお二人に、プログラミング的思考の重要性を伺いました。プログラミング的思考は、仮に職業エンジニアにならなかったとしても、社会でとても役立ちます。2020年からスタートしたプログラミング教育は、その意味でもとても意義ある取り組みといえるでしょう。

そんなプログラミング教育の入り口として役立つのが、レノボ・ジャパンの『みんなでプログラミング』です。ゲーム感覚でプログラミングを体験できるほか、プログラミングの基礎知識やインターネットリテラシーが身につきます。すべてのコンテンツが1つにまとまっているので、親御さんにも安心です。

家庭でのプログラミング学習に役立ててみてはいかがでしょうか。

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