昨今、雇用不安やリモートワークの浸透を背景に「副業」を行う人が増えている。そんな中、ゲームを「副業」にしている人がいるのはご存知だろうか。今回、スマホ向けカードバトルゲームアプリ『TEPPEN』のプロライセンスを持つアースさんと、『TEPPEN』のゲーム動画を配信しているストリーマー(動画配信者)・ナリカワさんの二人にインタビューを実施。それぞれ本業を持ちながらストリーマー、ゲーマーとしても活躍する二人の“新しい働き方”について聞いた。

今年の獲得賞金は80万円。ゲームを通して現実の世界も広がった。

まずはプロゲーマーのアースさんにお話を伺った。

――年齢と本業を教えてください。

26歳、学習塾の講師をしています。大学在学中のバイト時代から数えると7、8年働いています。

――業務内容と1日の仕事を教えてください。

基本的に毎日出社で、勤務時間帯は夕方から夜まで。中学生に英・数、高校生に理数系の科目を教えています。人の成長を見守るのが好きですし、生徒たちは個性的で楽しく働いています。

――現在、アースさんの副業は何ですか。

ゲーマーです。今年『TEPPEN』のプロライセンスを取得しました。勝つために努力を重ねていったら、いつの間にかプロになっていました(笑)。普段はだいたい1日1~2時間、大会が近づくと3~4時間プレイしています。

――ゲームを始めたきっかけは何ですか。

父がゲーム好きで、小さい頃からスーパーファミコン、Nintendo64、プレイステーションなどゲーム機がそろっていました。よく遊んだのは『ロックマンX3』『スーパーマリオRPG』『ポケットモンスター赤・緑』。頭を使って勝っていくゲームが好きで、『TEPPEN』もストラテジー要素があるのでハマりました。

大学時代に『クラッシュ・オブ・クラン』というゲームの世界大会に日本代表として参加し、そこで良い成績を残せたのでeスポーツの世界で頑張りたいと思いました。

――副業でどれくらい稼いでいますか。

今年『TEPPEN』で獲得した賞金総額は80万円です。アマチュアの時に10万円、プロライセンス取得後に70万円を獲得しています。

――副業を始めて良かったことを教えてください。

普通に仕事をしていたら出会えなかった人と知り合い、世界が広がったことです。『TEPPEN』プレイヤーが集まった組織を「クラン」と呼びますが、僕が所属するクラン(「SWAG」)は年齢層も職業もバラバラ。クランは自分にとってもう1つのコミュニティです。ゲームだけでなく、新しい考えやものの見方を得られるので非常に有意義ですね。

また、昔はゲームをしていると母親の視線が痛かったですが、今は副業として成立したので、自信を持ってプレイできます。母も応援してくれています。

――副業をする上で気をつけていることはありますか。

結果を残さないといけないので、「努力を惜しまない」ということは常に意識しています。ただ、本業に影響を与えないよう、頭の切り替えは大事にしています。

――最後に、今後のアースさんの働き方についてお聞かせください。

ゲーマーとしてもっと賞金を稼いで、ゲームだけで生きていけるようになりたい。来年の大会もすべて勝ちたいと思っています。プレイスタイルやデッキ構築もレベルアップしているので、挑戦しがいがあります。

近年、eスポーツの世界もプレイヤーだけでなく、コーチや監督の需要が増えていると思います。人に教えることが好きなので、将来的に指導者側にも進んでいきたいです。

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「続かないことはやらない」自分のキャパシティに合った働き方

――続いて、ナリカワさんにお話を伺います。年齢と本業を教えてください。

35歳です。保育園を経営しており、今年で12年目になります。

――業務内容と1日の仕事の流れを教えてください。

保育園の人事・総務・経理・経営・企画を担当しています。固定業務はないので、時間がある時にまとめて仕事をしています。来年の4月から認可保育園になるので、今はその手続きを進めています。認可保育園になると国からの補助も手厚くなり、できることが増えるので楽しみです。実は、2歳になる私の息子も今年の春から通っています(笑)。

――現在、ナリカワさんの副業は何ですか。

ストリーマーといって、YouTubeでのプレイ動画の配信や、定期的に開催されている『TEPPEN』の大会解説も担当しています。

――ストリーマーを始めたきっかけは何ですか。

ストリーマーの「軍師ミノル」さんに憧れて始めました。最初は『マリオメーカー』をプレイしていましたが、2019年8月にリリースされた『TEPPEN』のプレイ動画を始めたら、登録者数が1,000人単位で増えて……。2ヶ月で6,000人まで一気に増えたので、これはもう『TEPPEN』をやるしかない、と(笑)。

――副業でどれくらい稼いでいますか?

年間およそ100万円です。

――副業を始めて良かったことを教えてください。

視聴者と触れ合えることが一番大きいです。1人でゲームをしているよりも、ワイワイ配信しながらプレイする方が楽しいです。あとは、本業とは別に収入があること。配信を始めて1、2カ月で、ある程度の金額をもらえたのが自信にもなりました。

また、交友関係も大幅に広がりました。20年位ファンだったプロゲーマー・梅原大吾さんと連絡を取り合う仲になったり、『ファイナルファンタジー』の生みの親・坂口博信さんが動画にコメントをしてくれたり、嬉しい出会いが増えました。

――副業をする上で気をつけていることはありますか。

「続かないことはやらない」です。副業は、好きなことじゃないとやっている意味がないと思います。あとは、安定している「本業」と育てたい「副業」に割く時間とバランスのコントロールも重要です。本業と副業を合わせた仕事量が、自分のキャパシティを超えないように意識しています。

――キャパシティを超えないために必要なことは何でしょう?

自分が十分なパフォーマンスを発揮できる、ワークスタイルや環境をしっかり把握することです。そこを十分理解していないと自分の首を絞めるだけなので。自己管理ができている人は副業に向いていると思います。

――最後に、ナリカワさんの今後の働き方についてお聞かせください。

副業で1カ月に20万円は稼げるよう、アイデアを練りながら続けていきたいです。もちろん「楽しい」副業かどうかが非常に大きなポイント。一生続けられるものに自分の時間を使いたいです。

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ゲームを「趣味の1つ」と捉えている人は多いだろう。今回2人のお話を聞いて、「自分が好きなことを突き詰めていった結果、副業になった」という印象を受けた。eスポーツ選手を目指そうと思うとハードルが高く感じてしまうが、「真剣に好きなことに取り組む」姿勢があれば、趣味のゲームから思いがけないチャンスが巡ってくるかもしれない。

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アルティメットカードバトル『TEPPEN』とは

▼「TEPPEN AWARD 2021」

(C)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

『TEPPEN』は、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが全世界規模で展開しているスマホ向けカードバトルゲーム。今なお根強い人気を誇る格闘ゲームのレジェンド『ストリートファイター』シリーズのリュウや春麗、『ヴァンパイア』シリーズのモリガン、『ロックマンX』シリーズのエックスなど株式会社カプコンの人気キャラクターたちが多数登場。カードゲームの面白さと、アクションゲームのようなリアルタイム性を兼ね備えた、まさに新世代のハイブリッドゲームだ。

『TEPPEN』について詳しく知る

2021年12月17日(金)19:00から放送される「TEPPEN AWARD 2021」では、「WCS2021」(※1)で優れた成績を残したプレイヤーと、さまざまなジャンルで『TEPPEN』に貢献した人を表彰する。さらに2020年大会のチャンピオンとWCS2021で上位の成績を収めたプレイヤーとのエキジビジョンマッチも予定されている。一年の締めくくりにふさわしい「TEPPEN AWARD 2021」から目が離せない。

(※1)「TEPPEN WORLD CHAMPION SERIES 2021」の略称。『TEPPEN』で2021年を通じて行われる、一連の大会などの総称のこと。

「TEPPEN WORLD CHAMPIONS SERIES 2021」
オンライントーナメントを振り返る

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