今、ネット上で1つの動画が注目を集めています。そこで描かれているのは、好きなことを仕事にしたいと思う高校生が、周囲から進路について否定され、葛藤を抱える様子。この動画はデザイン・ファッション・調理・ゲーム・IT・クリエイターなど様々な分野で専門スクールを展開するバンタンが制作したもの。

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同スクールが全国の高校生を対象に行なった調査では、90%以上が「好きなことや得意なことを仕事にしたい」と回答しているそうですが、一方で約50%が「就きたい職業について否定的な事を言われたことがある」とも回答しています。

  • 好きなことや得意なことを仕事にしたいか?思う90.4%
  • 就きたい職業について否定的な言葉を言われたことがある。ある47.0%

バンタンのブランドムービー「私の未来は、可能性に溢れている」篇は、ファッション、クリエイター、パティシエなど、本当に好きなことを仕事にする道に進みたいと思いながらも、周りからの意見が気になり一歩を踏み出せない――そんな高校生のリアルな体験と想いを基に制作されています。また、SNSでは「#私がダメ出しされた進路」のハッシュタグにて、進路について否定された経験や、否定されても自分の好きな道に進んだエピソードがつぶやかれています。

  • 動画キャプチャ

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進路を否定され、それでも「好き」を貫くことは簡単ではありません。

インフルエンサーやタレントとして10代を中心に絶大な人気を誇る「なえなの」さんも、過去に周囲から進路を否定された1人です。それでもなお自分の「好き」を貫き、夢を実現したなえなのさんは、どのようにして現在に至ったのでしょうか。これまでの軌跡について伺いました。

SNSの総フォロワー数600万人超!今もっともZ世代に人気の20歳

  • なえなのさん

――まずは、なえなのさんの活動についてお聞きします。

今、20歳でSNSやテレビのお仕事を中心に活動しています。YouTubeやTikTok、Instagram、Twitterをやっていて、特に力を入れているのはTikTokです。ほかにも雑誌や好きなブランドのモデルをやらせてもらったり、ラジオパーソナリティを務めさせてもらったり、PV出演や演技のお仕事もしています。先日は初めてウェブドラマで主演を務めさせていただいて、初めてのことだらけで緊張しました。大変だったけど、達成感があって楽しかったです。

――マルチに活動されていますね。SNSを拝見していても忙しさが伝わってきます。

時間がないから、部屋がどんどん汚くなってしまうんです(笑)。つい面倒になって、休みの日に一気に掃除したりしています。

インフルエンサーの道を志した高校時代。周囲からは否定の声

  • なえなのさん

――そんな、なえなのさんが今のような道に進もうと決めたのはいつ頃のことでしたか?

今のような仕事がしたいなと何となく考え始めたのは高校2年生の頃でした。でも、東京で暮らすためのお金とか、現実的なことまでちゃんと考えたのは卒業してからです。

――当時から、なえなのさんはSNSでインフルエンサーとして注目されていました。なえなのさんの進路希望に対して、ご家族や先生などの声はいかがでしたか。

家族も学校にも全否定されていました。私の地元は静岡の御殿場っていう町で、SNSで顔を出して活動している子もぜんぜんいなかったので、私はすごく悪目立ちしていました。本当に仲のいい友だちだけは応援してくれていたけど、親や先生はあまりよく思っていなかったんだと思います。

あるとき、地元で私のことが噂になって、親が先生に呼び出されたんです。当時、SNSは危ないものっていう扱いだったから、親にも学校にも「アカウントを消しなさい」って言われました。それは絶対に嫌だったから拒否したんですけど、更新するのは卒業まで止めることになりました。

そんな状態だったので、インフルエンサーの活動やメディアに出る仕事をしたいなんて言った時には、もう家族会議でした(笑)。

  • なえなのさん

――それはいつ頃のことだったのでしょう?

高校を卒業して、一度就職したんです。アパレルの仕事だったんですけど、ぜんぜん自分には向いてなくて、すごく辛かったんです。だから就職してすぐ、4月か5月あたりに「仕事を辞めて、インフルエンサーの活動やタレントのお仕事をしたい」と親に言ったんです。「ありえない」と言われました。「せっかく就職したのに」とか、「辞めたら会社にも迷惑がかかるから」とか、「生活できるだけのお金が稼げるのか」とか、大反対されましたね。

当時、すでに藤田ニコルさんや、みちょぱさんのように、SNSがきっかけでブレイクして活躍されている方はいました。家族もお2人のことは知っていたと思います。でも、藤田ニコルさんやみちょぱさんは雲の上の存在で特別で、私がそんなふうになれるとは思わなかったんでしょうね。

「それでも」と言い続け、ついにインフルエンサーの道へ

  • なえなのさん

――それだけ否定されると、心が折れてしまう人もいると思います。どうして、なえなのさんは想いを貫けたのでしょう。

もともと私はクリエイティブ活動が好きだったんです。高校もデザイン系だし、書道やピアノもやっていました。ものづくりしているときが一番楽しくて、お金がついてこなかったとしても、好きなこと、楽しいことをしていたい性格だったんです。

あとは、やっぱり一度アパレルに就職したことは大きかったですね。アパレルもとても素敵な仕事だと思うけれど、私には合っていなかった。だったら自分が本当にやりたいことを仕事にしたいと思ったんです。

――ご家族の反対の中で上京され、インフルエンサーとして活躍されるようになりました。ご家族の反応は変わってきましたか?

上京して半年くらいで、自分のスタイルブックを出版することが決まったんです。それが家族の耳にも入って、そこから変わったと思います。「がんばってるね」と言ってもらえるようになりました。やっぱり、親の世代だとSNSで活動していてもピンとこないんですよね。本のように、手にとって目に見える形になったことで、安心してもらえたのかなと思います。

  • なえなのさん

好きな仕事でも辛いことはある。それでも続けられる理由

――タレントのお仕事やSNSでのクリエイターとしての活動をしていると、心無いコメントをもらうこともあると思います。そういった辛いことと、どのように向き合っていますか。

  • なえなのさん

たしかに、初期の頃は批判を受けると落ち込んでしまって、精神的に辛かった時期もありました。SNSでの活動や、それを仕事に変えていくことは新しいジャンルなので、相談できる人もいないし、誰かに対処法を教えてもらうわけにもいきませんから。

ただ、どうしても批判に目が言ってしまいますが、ちゃんと味方をしてくれるファンの方もいるんです。それを忘れず、応援してくれる人を大切にして、ポジティブに考えるようにしました。

特に雑誌の表紙をやらせていただいたときは、多くの批判コメントがありました。「雰囲気が合ってない」とか、「なんでこの子が表紙なんだ」とか。そういった批判を糧にして、自分磨きのモチベーションにするようになってからは、批判も気にならなくなりましたね。

自信を持って「好き」を仕事にしてほしい

  • なえなのさん

――バンタンでは、高校時代のなえなのさんのように周囲に夢や道を反対され、それでも「好き」を貫く高校生を描いたブランドムービーを公開しています。

この動画、すっごく共感します。「私のことだ!」って思いました。見ていて泣きそうになりました。高校生の皆さんは壁にぶつかることもあると思うけれど、絶対に好きなことを仕事にした方が人生を楽しめます。自分に自信を持って、周りの人を納得させてやるという気持ちをモチベーションにがんばってほしいですね。

――最後に、今後の活動について教えてください。

  • なえなのさん

いろいろと具体的に始まりそうなので、詳しくは言えないことも多いんですけど(笑)、やっぱりクリエイティブな活動が好きなので、どんどん幅を広げて挑戦していきたいですね。

SNS、タレント、モデル、女優として様々なフィールドで活躍するなえなのさん。そんな彼女も、高校時代には周囲に進路を否定された経験を持つ1人でした。もし、あなたが「好き」を仕事にしたいと思っているなら、ぜひ注目してほしいのがバンタンです。

バンタンは実践的な学びが得られるスクールであり、仕事や業界についてまったく知らなくても、スタッフとの面談で業界の知識が得られます。また、今まさに活躍している現役クリエイターが講師を務めているため、社会に出てすぐに使えるスキルを身につけられます。インターンや企業連携プロジェクトなど、現場での経験を通して実力をつけられるのが特徴です。

ファッションやゲーム、YouTubeなど、「好き」を仕事にしたいと思っているなら、まずはバンタンの資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。

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Photo:伊藤圭

[PR]提供:バンタン